バリやんは2009年登録の2008年式ゴルフ5、もう2世代半前の型になるわけですが、今日も快調に走っています。不具合の不穏な話も聞くDSGですが、バリやんは湿式6速DSGの最終世代、このまま行って欲しいものです。
が! 不満もありまして。
それはこのシフトノブです!
なんつーか、昔懐かしと言いますか、下手すれば昭和を彷彿とさせる、いかにもなオートマシフトノブで、シフトチェンジも「ガッチャン」とゆー感じ。マニュアルモードでの操作などとてもじゃないけどやる気にならない。
(もっとも、オートマのSモードの出来がすこぶる良いのでマニュアルモードの出番はほとんどないんですが)
とゆーことでシフトノブ交換に踏み切りました。
意外に選択肢は少なく、ちょっとお高いですが、BFI (Black Forest Industry)のブラックレザーのを(σ・∀・)σゲッツ!!
少しでも安くあげようと、アメリカから個人輸入したんですが……
笑ってくだせえ。間違ってマニュアル用を買ってしまったorz
マニュアル用はイモネジで止めるだけのもので、DSGのサイドボタン用のアダプタがついてないから付けられないのdeath!
(⇒このVW/Audiマニュアル用のシフトノブ、欲しい方がいらっしゃったら新品24500円のところ,半額以下でお譲りします。)
悔しい! このままじゃ引き下がれない!
ので、今度はちゃんと某VW用品店で注文してDSG用を買い直しました。
ほんとはレザーが良かったのですが、間違って買ってしまった自分への戒めとして、1万近く安いアルミ削り出し(ビレット)の黒を(σ・∀・)σゲッツ!!
取り付けは工賃8000円かかるということなので当然節約のために自分で取り付けしました。
しかし取り付けについての情報が意外に乏しい。
公式サイトの取付ガイドpdfを参考にしましたが、結構分かりにくいので、下に交換方法をメモしておきます。
↓まず、シフトをニュートラルの位置にしたうえで、サイドボタンを引っ張り出します。これは簡単に引っ張りだせます。
↓次に、ブーツに手を突っ込んでシフトパネルを外します。これも両手でやればさほど苦労しません。
↓次に、シフトノブを外すのですが、これはちょっとだけ大変。付け根の黒いリング?のようなものが見えますが、リングの下に両手の指を突っ込んで頑張って持ち上げます。
これは、特に初めて外す場合は、結構な力を入れないと取れません。ドライバーなどを利用してテコの原理で持ち上げてもいいかもしれません。いずれにしても、特にコツのようなものはなく、力づくで持ち上げて外します。
↓外れました。
シフトインジケータ用のコードがシフトパネル裏にささってるので、それを外すのを忘れずに。
↓シフト本体があらわに。ブルーのプラスチック棒がリバースやSモードにギヤチェンジする際のロック解除サイドボタンの連結先です。純正ではサイドボタンを押す形ですが,機構としてはこの青いプラスチック棒が上下することによってロック解除されます。
↓次にブーツを裏返して,ブーツとシフトノブを分離します。これは下の写真のようにブーツを噛んでいるプラスチック部品をこじあけるようにしてブーツをひっぱりだすんですが,あまり力づくで乱暴にやるとブーツの縫製がほどけてしまいますので,注意が必要。てか,σ(゚∀゚ )オレの場合,じっさいほつれてしまったorz
↓ブーツを外した状態。乱暴にやったので先がほつれてしまった。
ほつれたのでちょっとテキトーに裁縫しました。
さて,これで純正シフトノブをブーツから分離できますので,次にBFIシフトノブのアダプタをかわりに差し込みます。その際,4つのイモネジがシフトパネルにたいして縦横十字の位置になるようにしないといけません(下の写真ではそうなっていませんが)。目安としては黒いフェルトラインが二本並んでいるののまんなかにイモネジが来るようにすればok。
↓次に,結束バンドでブーツをアダプタに固定します。この段階ではブーツの裏面なわけですが,ブーツを戻すと結束バンドを支点にしてこの写真でいえば上方にブーツがめくれるわけなので,結束バンドで固定するブーツの布はあまりギリギリにしすぎないほうがいいと思います。結束バンドからある程度ブーツがはみ出る感じで。あと,結束バンドはいったん締まるとゆるめられないので,少しずつ調節しながら締めた方がいいと思います。σ(゚∀゚ )オレは失敗して結束バンド新たに買って付けるハメになりましたorz
↓次にブーツをもとにもどして,アダプタをシフトレバーに奥まで差し込みます。(まだシフトパネルははめないで)
↑長いイモネジが突き出ているのがわかると思います。
↓この長いイモネジをまわして,青いプラスチック棒の穴を通して反対側まで貫通させます。(マイ六角レンチを使っていますが,六角レンチは製品にも付属しています)
次に,アダプタの外周の筒を持ち上げます(上の写真で,イモネジ留めした内側の筒じゃなくて外側の筒です)。
↓いっぱいに持ち上げた状態でこんどはブーツ下の部分にある4つのイモネジを締めます。4つのネジをバランス良く(対角線上に)少しずつ,しかし確実に締め増しするようにしませう。[追記:締めすぎるとときどき持ち上がらなくなることがあるような気も? このへんよくわからないので注意が必要。いつでも調整できるよう六角レンチは常に携帯しておくべし]
↓ここまで来たら終わったも同然。シフトパネルもはめちゃいましょう。ちなみに,上部の貫通イモネジと外筒の関係をみると,二つ三つ前の写真と比べて外筒が上方に固定されているのがわかると思います。
↓お待ちかね! シフトノブをくるくるっと取り付け!
↓付属のトップコインをペタっと貼って完成! やだカッコイイ!
アルミ削り出しって見た目は良いけど冬はキンキンに冷たくて夏はさわれないほと熱くなるので,それで最初レザーを考えていたんですが,マニュアルのように始終シフトノブに触っているわけではないので,むしろこれでいいかも。しかも黒というのも珍しいし。
自己満完了。これで当分バリやんにプチモディファイしません!
次は車検だなー((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル