2009-01-27から1日間の記事一覧

バッド・サンタ (2003) ★★★★

テリー・ツワイゴフ監督、ビリー・ボブ・ソーントン主演。アル中で駄目人間の、デパートの雇われサンタ(本職金庫破り)の話。なんと、予想外に良い映画だった。駄目人間で口汚いビリー・ボブ・ソーントンがおもしろすぎる&駄目すぎて魅力的。そして、その…

アートスクール・コンフィデンシャル (2006) ★★★

テリー・ツワイゴフ(監督)とダニエル・クロウズの「ゴーストワールド」コンビによる、童貞の美大生をめぐるサスペンス・コメディ。スーパー同居人ちゃんがアメリカの美大に行っていたので、美大生活を描いたライトコメディーの前半は「あー、あるある!」…

シッコ (2007) ★★★★

マイケル・ムーア監督がアメリカの医療を糾弾するドキュメンタリー。僕は、「右翼か左翼か」という二者択一を迫られれば迷うことなく左翼なのだけれど、マイケル・ムーアのあざとさには今いち共感できないでいた。しかしそれでもこの映画は良い。あざとさを…

バットマン・ビギンズ (2005) ★★★★

クリストファー・ノーラン監督、クリスチャン・ベール主演。公開当時あまり評判が高くなかったのでスルーしていたが、同じスタッフによる「ダーク・ナイト」が意外に良かったので遡って観てみた。結論から言うと、「ダーク・ナイトの特典映像」として観ると…

アキラ (1988) ★★★★

大友克洋の超有名アニメーション映画を今さら最初から最後まで観た。さすがに素晴らしかった。プロット、画、演出、効果など、すべてが素晴らしい。ストーリー的には、「2001年宇宙の旅」をちょっと思い出した。唯一の欠点は人物の表情がいまいち乏しいこと…

バッド・エデュケーション (2004) ★★★★★

アルモドヴァル監督作品。最近、ヌルい映画ばかり観ていたのだが、ひさびさにガツンと来る映画にであえた。前半は「最強のゲイ映画」ぐらいに思っていたのだが(しかもそれは間違っていないのだが)、後半はヒチコック調になり、面くらった。観客をはぐらか…

デスノート(後編)(2006) ★★★

前編と同じく金子修介監督作品。前編で憤慨していたのだが、もう借りてしまっていたので仕方なく観た後編。これが意外や意外、楽しめた。ひどい前編により映画を観るまえの期待値がゼロだったことが一つ。藤原竜也の臭い演技がもはやギャグの域に達していて…

デスノート(前編)(2006) ★★

金子修介監督、藤原竜也、松山ケンイチ主演。大ヒット漫画の映画化。そこそこ評判が良いようなので期待したが、かなり期待はずれ。原作漫画の主人公(さわやかで賢そうな美青年)と映画の藤原竜也(かまやつひろし似)のイメージがまったく合っていないこと…