ぽすれんに入会してみた。色々不満もあるのだけど、アメリカに住んでいたときもオンラインDVDレンタルを利用していて、この微妙な便利さを体験するとやめられないというか。返却期限を気にしたり、わざわざ家とガッコの直線距離をはずれてレンタル屋に行くのもイヤなんだよね〜。
ご存じない方のために解説すると、オンラインDVDレンタルというのは、月額定額を払えば、返却期限なし、一月のレンタル枚数制限なしでウェブからDVDを選んで借りられるサービス。返却はポストに投函で良いので、そのあたりも楽。郵送料は会費に含まれているので、もちろん切手を貼ったりする必要もない。
で、一月のレンタル枚数の制限はないんだけれど、一度に貸し出しできる枚数には上限があるわけで、ここがオンラインDVDレンタルのビジネスモデルの肝なんです。オレが加入した、三大手（「livedoor ぽすれん」「Tsutaya DISCAS」「Geoland」）のひとつ、ぽすれんでは、月額2000円ほど（+年会費1000円ほど）で、最大2枚まで同時貸し出しできるんだけど、最大貸し出し枚数が決まっているということは、「返却期限なし」と言ってもですね、返却をしぶるとどんどん損するんですよ。つまり、返却しなければ次のが借りられないから、たとえば、2枚を一ヶ月のあいだずっと借りてたら、月額2000円なんだから、1枚1000円で借りていることになってしまう。一年ずっとキープしたら、1万円以上かかるし、そうなると買った方がはるかに安い。というわけで、「返却期限なし！」のからくりは、定額制と同時貸し出しの制限にあるのであります。うまくできてるよね。
ところで、アメリカでのオンラインレンタルの経験をふまえたうえでのぽすれんに対する不満（たぶん日本の他のサービスもそうなんだろうけど）の一つは、「2枚とも返却しないと次を貸さない」というところです。アメリカでオンラインDVDサービスは、少なくともオレが利用していたやつ（Netflix）は、そういう制限はなかった。つまり、2枚借りて1枚観終わってもう1枚観てない場合、前者をさっさと返却すれば、1枚は新しいのを送ってくれる。届くを待つ間に手元に残した1枚を観るなんていうこともできるわけです。ぽすれんだと2枚とも観終わらないと返却できない。正確には、バラバラに返却はできるが、よけいな郵送費がかかる上、1枚だけ先に返却しても2枚目を返却するまで新しいのを送ってくれない。つまり、手元にDVDがない空白期間が必ずできるわけです。
でもまあ、これは、日米の郵便費用費の違いもあるし、しょうがないかなと思う面もある。ぽすれんは、「2000円ちょっとで2枚セットで貸し出し」の他に、「4000円ちょっとで2枚セットを2組貸し出し」というサービスもあって、これだと2枚を返している間にもう2枚を手元におけるので良い。4000円は高いという気がするけど、「一月のレンタル12枚以下だと翌月1000円割引」らしいから、で、オレは絶対12枚も借りないから、月3000円ちょっとで同時貸し出しが2x2ならまあそこそこリーズナブルではないかと。10枚借りれば一枚300円ちょっとで、普通のレンタルの値段だし。でもまあ、10枚も借りないと思うけどね。ヒマなときはたくさん観るけど、ヒマじゃない月だと、全然観ないからね。アメリカでオンラインレンタルしていたときにそういう状況は経験済み。そういうときは損なんだよね。それでもなお、オレ的には店舗に出向くよりオンラインの方がいいのよね〜。
長くなったので、続きはまた明日にでも。アウフ・ヴィーダーゼーエン！
