Rick Astley "Whenever You Need Somebody" (1987)

written by M. Stock, M. Aitken, & P. Waterman
produced by M. Stock, M. Aitken, & P. Waterman

記念すべき「オレ的心の名曲」シリーズ第一弾は、リック・アストリーのデビューアルバムのタイトルトラック。あ、そこの人、背中を向けて帰らないで! ほんとに最高な曲なんですよ! 軽薄なユーロビート系ポップスをつくらせたら右に出るものはいないストック・エイトキン・ウォーターマンの秘蔵っ子、リック・アストリーは、西川きよしの息子にそっくりなルックスに似合わぬ深みのある黒っぽい声をもっていて、だからストック・エイトキン・ウォーターマンの提供する曲もリック・アストリーのときだけはファンク度が高い。この曲なんか、最初聴いたときは絶対黒人のディスコファンクだと思ったもん。逆にいえば、あまりストック・エイトキン・ウォーターマンらしくないかも。でもやっぱ最高! がんがん転調しまくるヴァースも良いし、サビの高揚感も(・∀・)イイ! アストリーはバラード歌わせるとヘタだけどこういうアップでは最高だなあ。パトリック・アダムズっぽい軽快なシンセ・ファンクなバックにD-トレインばりのボーカル‥というと褒めすぎ?

ファーストアルバムでは、大ヒット曲「Together Forever」も本当に最高で、しかもバリバリのストック・エイトキン・ウォーターマン節なんで、普通に考えたら「Together Forever」に軍配があがるハズだけど、オレ的には僅差でこっちの曲「Whenever You Need Somebody」の勝ち。ほんとに僅差だけど。