iPod nano 価格の謎

発表から一夜が明けましたが、じわじわとiPod nano熱が高まってまいりました。それに従い、アポー儲モードにもスイッチが入ってまいりますた。てゆうか、いろんな記事を読むほどに、なんかスゲーガジェットなんじゃないかという気がしてきた。

今日は値段のはなし。昨日は「まあ他社製品と比べたら高いという感じでもないかな」てなトーンだったけど、調べてみると実は価格破壊的に安いようです。というのも、iPod nanoフラッシュメモリプレイヤーなんだけど、一般市場にでている(携帯プレイヤーでない普通の)フラッシュメモリは2GBで2万程度、iPod nano 4GBは2GBを2本つかっているらしいから、単純計算でいえば4万。原価でも3万ぐらいは行っているという話も。それなのにiPod nano 4GBの価格は2万7800円。わお! そういえば、iPod shuffleも発売当初は同容量のフラッシュメモリと同じぐらいの値段で価格破壊的だったな。

で、なんでそんなに安くできるの?? ダンピングじゃないの? などと言われたりもしているようですが、ネットをうろついて情報収集をした結果、なんとなくわかってきました。つまり、大量にメモリを買いつければかなりのディスカウント価格で仕入れることができるという、まあ考えてみればあたりまえの話のようです。特に、携帯プレイヤーのシェアトップのAppleだから、売上げ予想も強気にして、相当大量の発注ができたはず。

冷静に考えてみりゃ、市場に出ている2万する2GBフラッシュメモリなんてそんなに数出るもんじゃないよね。オレは仕事場で1GBのフラッシュメモリを支給されて使ってるけど、フロッピーの代替として使うことがほとんどなので1GBでもあきらかにオーバースペック。もし来年度2GBフラッシュメモリが支給されたら「2GBもいらないからその予算でもっと別のもの買ってくれよ!!」と怒るかも。もちろん容量2GB必要な職種の人もいると思うけど、数からすればそんな多くないよね。

それに比べると、Appleが世に出す携帯プレイヤーならば、もう圧倒的に売れる数が違う。根拠はないけど、桁違いなはず。へたしたら2桁ぐらい違うんじゃ? だってiPod nanoの発売初日、アポーストアのレジには行列がとぎれなかったと言うけど、携帯プレイヤーでないふつうの2GBフラッシュメモリを買うのに行列ができることは絶対ありえないもんね。桁違いの発注ならフラッシュメモリメーカーも卸し価格、2割3割のディスカウントするよね(裏付けなし)。

ということだと思う。