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堀江ライブドア社長逮捕

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特に主張したいことはないんですが、以前も堀江騒動を取り上げたことがあるので一応…。

フジ・ニッポン放送vs.ライブドアの騒動のときは、オレはライブドアに好意的でした。というより、「ずるい」とか「金さえあれば何でもできるという風潮はどうか」とか「買収は日本の商風習にそぐわない」とか、そういう精神論にムカついていたという。法に乗っ取っているかぎり、ギャーギャー言われる筋合いはなかろうと。てゆうか、常々日本の、根回しやコネクションで裏から何でも決定するという慣習がイヤで(もちろん、それの良い面もあるとは思うんだけど)、しかも、結局日本が外交ヘタなのも、こういった「内弁慶」的な伝統があるからだと思うので、それをぶちこわすという意味では堀江氏も痛快でありました。しかし、「法に乗っ取っている限り」という大前提があっての話であり、もし粉飾などをやっていたんだとしたら、それはまあ、問題外なわけで、擁護のしようがない。

しかしそれ以前に、オレの気持ち的には、フジ騒動以降のライブドアに文化的な意味で悪印象がつのっていて、それも擁護する気が失せている要因の一つです。オレは文化的左翼で、穏健なラディカル・リベラル(←なんだそれ)なわけで、「創造は破壊の中にこそ在り」ということに強い信念を持っているわけです(「とはいえ何でも破壊すれば良いというものでもなかろう」とも思っている点で「穏健」なのですが)。同時に、ヒトのマネで金を稼ぐなんて最も恥ずべき行為であるという強い思いがある。文化は共有されるべきものであり、そしてオリジネーターは最大限のリスペクトを得るべきであるのです。

しかし、成長するライブドアを文化的な視点で見ると、まったくもって「破壊」からほど遠い。やっていることは既存のビジネスの買収か模倣ばかり。さらに、「ライブドアblogのデザイナーは馬鹿」で書いたようなことからしても、何十年に渡って非営利活動によって積み重ねられてきたWWWの歴史にライブドアがまったく無関心であることも伺いしれ、正直、こんな意識の低いのがメディア王になられちゃ困るという気持ちが強くなってきた。ちなみにオレは楽天も全然評価してませんけどね。楽天、だっせー。もっとセンスのあるやつはおらんのか!

話がそれましたが、何が言いたいのかと言いますと、別に何も言いたいことはないわけです。それよりApple CEOのジョブズがディズニーの筆頭株主になるかもしれないというニュースの方が気になります。

いじょ。