学内全面禁煙

4月からうちの大学では全面禁煙が実施されてます。うちは基本的に狭い(東京でいえば上智並み?)キャンパスなんで、学期中は学生がひしめき合ってるんですが、人がごったがえしている中、かつては建物の前で煙草をふかす学生がたくさんいて(注:建物の前は当然喫煙所ではないので煙草を吸ってはいけないのだが…)、移動の邪魔になるうえに煙くて最高にウザい存在だったわけですが、こんな状況で全面禁煙なんて極端なルールつくって守るやついるんかいな?と思ってました。かつて雀の額ほどの中庭の噴水には「禁煙」の立て札虚しく、煙草すって談笑する学生が後をたたず、噴水には常にすいがらがプカプカと浮いている状態だったし。

ところが! なんと、全面禁煙になって、キャンパス内で煙草を吸う学生がほぼゼロになった! 大学が分煙運動をやってたころは、職員が必死にメガホンで呼びかけても喫煙場所以外で煙草を吸う学生が後を絶たなかったのに、全面禁煙にしたら、ほんとにキャンパス内で煙草吸うヒトがいなくなったyo!たまにいるけど、一週間に数人しか見ない。 びっくりです。いやあ、うちの学生って素直だなあ。てゆうか、「あいつが吸ってるからオレも吸お」って発想のスモーカーがいっぱいいたということだよな、これって。

まあ、その分、校門の外で煙草を吸う人間が激増し、そのうち間違いなく近隣の住人から苦情が来ると思うんだけど、とりあえずキャンパス内はほんとに過ごしやすくなった。煙だけでなく、火が当たらないようにと無意識に注意するのがなくなっただけでも歩きやすい。ビバ全面禁煙!

しかし、教員は(全面禁煙の原則を破って)自分のオフィス(=個室)で煙草を吸えるからいいけど、職員のスモーカーはどうしてるんだろうなあ。ちょっと気の毒。