家捜し8

本日、物件購入契約を結んでまいりますた。

生まれて初めて分譲物件目当てで不動産屋さんに飛び込んだのが6月25日。インターネット検索であらかじめ目をつけていた物件を見せてもらうためでしたが、最初に案内してもらったのもその物件、そしてその28日後の今日、契約を結んだのもその物件。結果的には初志貫徹ということになったわけです。

契約には売り主さんではなくて、売り主さんのお父さん(大金持ち)またはその代理人が来るかなと思っていたのですが、結局売り主さん本人が来ました。かわいらしい感じのお嬢様っぽい女性でしたね。子持ちの主婦ということで、歳はオレより若干下かなという程度でしたが。

長い重説の後、鬼のように住所と名前を色んな書類に書いて、判子おしまくって契約終了。作ったばかりの実印がうなりをあげて活躍しますた。実印、カッコいいです、書体も材質も。認め印でもこの実印使いたいぐらい。

ところで、今回買った物件、築20年弱なんですが、売り主さんから驚くべき事実を聞いたですよ。なんと、オレが買った物件、新築以来20年弱の間、一度も人が住んだことがない!! トイレの便器など、妙にきれいなんで、「何年前に交換されたんですか?」と聞いた結果、「交換もしてないしそもそも誰も住んだことがない」という。今まで誰一人として尻をつけたこともない便座だったのであります。

いや〜すごいなあ、大金持ちは。住みもしなければ貸しもしない物件を20年持ってるなんて。

不動産屋さんから「ほとんど人が住んでなかったみたいなんですよ」と言うことは聞きましたが、不動産屋さんもまさか一日も人が住んだことがない物件だとは思ってなかったらしい。そういう情報を媒介を頼む不動産屋さんに伝えないところもさすが大金持ちやねえ。売り主さんは同じマンションで4戸一気に売りに出したということなので、そういう細かい情報をいちいち伝えるのも面倒だったのかも。

あでも、ほんとかな。バルコニーの網戸の一つは体重がかかった跡のようなものもあったけどな。まあ、相当長い間人が住んでなかったのは間違いないだろうけど。

さ、あとはローンが下りるかどうかだな。ガクブル。