今年もまた山荘に避難しておりますのことよ

去年来た山荘に今年もまた避難しております。

この山荘は20年前に親父が建てたもので、オレが子供のころはけっこう良く来ていたんですが、不便さからだんだん利用されなくなり、去年オレが夏に来たときで人が逗留するのが5年ぶりぐらいで、それはもう、まともに住めるようになるまで、電気の手配、電話の手配、ガスの手配、風呂釜の修理、床ふき、5年の間に居着いた虫(特にカマドウマ)との闘い、ワイルドに生え放題だった草との闘いなど、二週間の労働を経て、帰る頃になってようやくまともになったという感じでしたが、今年は去年の努力があったので、草も虫も控えめで、まあ、虫については耐性が出来てしまったという感じなんですが。とりあえず写真では優雅ぶってますが、裏にはそういう苦労もあるわけです。インタネもアナログ回線しかないし。トイレも汲取だし。

山荘ごもりは原稿書きのためなんですが、捗ってません。山荘入りしてからもうすぐ一週間になろうとしてますが、いやいや、やっぱり最初の一週間は掃除やら買い出しやら草むしりやら細々としたトラブルやらで落ち着いて研究生活もできないのですよ。完全に言い訳ですが。

でもっ! もうさすがに生活の体制が整いましたよ!! 本も20冊以上持ってきているし!!! 原稿書き体制はばっちりです!!!! と「!」を多用して自分を鼓舞しようとしております。夏の目標はデーロンをなんとか出版まで持って行くことです。直そう直そうとしているうちにあっという間に2年が経ち、デーロンなんて見たくもないのが本音ですが、論文は生もの、この夏がラストチャンスだと思うので(てゆうか、もう腐りかけ?)、もう見たくないと言わず、がんばって行きたいと思います。

アナログ回線しかない環境ゆえ、もともと少ない当「超訪問者」の更新も少なくなるかと思いますが、オレは当分こんな感じです。そのうち写真アップしたりもしたいとも思っておりま。

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