かけん通った模様

若手落選を含め、個人で出したかけんに2年連続で落ちたオレですが、今年は学科の先生4人共同で出したところ、通ったというニュースが届きました。めでたい。かけんに関しては、オレが帰国&現在の勤務校に赴任してすぐ近隣のA先生に声をかけていただいて、A先生の10人ぐらいのかけんグループに参加させてもらっているので、研究費的に困窮しているというわけでもないのですが、なんせ10人のうちの末席なので多少の使いづらさがあるわけですよ。そのわりに他のメンバーよりたくさん使ってるけど…だって赴任したばかりで揃えなきゃいけないものが多いんだもん。

それはともかく、「乗っかっただけ」感が強いA先生の大グループとは違い、今回は学科の仲間、しかも4人という(10人よりは)少人数のグループなので、オレがリーダーであるわけではないけれども、嬉しさは大きいですね。A先生は著名な先生だし、人数的にも実績的にも、オレが参加してようがしてまいが、当否にはほとんど影響なかったはずで、おととしの当選の知らせにも「通って当然だよな」としか思わなかったのですが、今回の4人グループは4人でアイデアを出し合って、リーダーが作文し、それをオレが推敲&フォーマットしたということで、4人の力を合わせたという感じですので、当選するかどうか気になったし、通ったというリーダーからのメールは素直に嬉しかったです。

とはいえ、正直言いますと、たぶん通るだろうと思っていました。過去2回個人で出して落選したときは、申請書の書き方も良くわかっていなかったので、ただ漫然と「研究計画」を書いただけで、その結果玉砕したわけなんですが、今回はそこそこオリジナリティーのある申請書を書くことができたと思ってました。4人のうち1人の先生は今までにかけんに何度か当たっている先生だったので、「風呂敷の広げ方」も心得てらしたし、4人とも違う分野なので、一つのテーマに4つの違う視点を入れることができたのが良かったと思います。

文系なので大した額ではないですが、もらえるのは良いことですね。ちなみにいくら削られているのかはまだ聞いてません。