裏番組

研究する日々」さんのところで、「裏番組」の話が出ていました。「裏番組」というのは、担当する授業と同じ時間割スロットにあるライバル授業のことです。

実はオレ自身も今回ちょうど「裏番組」の影響をモロに受けた授業があります。これは1年次配当の選択必修の原書購読の授業なんですが、初回の授業が始まる前日ぐらいに何気なく時間割で「裏番組」を確認してびっくりしました。同じく1年次配当の選択必修とぶつかっているのです。それだけなら同等の勝負なのですが、裏番は半期2単位、こちらは半期1単位の授業、しかも裏番は講義なので1クラスしか開講されていないのに対し、こちらは演習なので4クラスがそれぞれ違う時間割スロットで開講されています。つまり、裏番の授業を取りたければ絶対その時間の授業をとるしかないのに対し、オレの演習はわざわざオレのクラスを履修しなくても別の時間に開講されている同じ授業の別クラスを履修すれば良いのです。これで単位も半分なんだから、勝てる要素がない。…てゆうか、実験系じゃない演習なんて講義と勉強量は大差ないんだから、取得単位で差をつけないで欲しいよなあ。

ということで、履修者がものすごく少ないだろうなと予想されましたが、初回に来た学生はゼロ。「研究する日々」さんのところと違い、うちには履修人数が少ないことに対するペナルティーはないので、むしろゼロのままで授業不成立でもそれはそれで嬉しいなと思っていたのですが、2回目の授業では6名が来て、最終的には7名になりそうで、喜んで良いのやら悲しんで良いのやら、複雑な気分。

問題はその内訳で、1年次配当科目なのに、7人中、1年生は2人のみ。てゆうか、その2人自体、なんで裏番とらないでここにいるのかまったく不思議なのですが、ここに合わせて授業をすると、残りの5人=上級生が進度の遅さにいらいらするのではないかと。とはいえ、1年次配当なので、この「マイノリティー」の1年坊主に合わせないわけにはいかないし…。

ちょっと頭が痛い。