オープンキャンパス初参加

初めてオープンキャンパスに参加しました。かつて11月に開催した季節外れのオープンキャンパスもどきみたいなものに駆り出されたことがありましたが、あれは時期もあってかなり人も少なくて、オープンキャンパスというのはそういうものかと思っていたのですが、この、「ハイシーズン」のオープンキャンパスに駆り出されて人の多さにびっくりしました。噂通り親と来ている高校生もいましたが、友だち同士で来ている高校生も多数。ヘタしたら4月のもっとも学生が多い大学キャンパスに肉薄するぐらいの人。いやさすがにそこまではいないか。

ちなみにオレは英語の入試対策講座を担当したんですが、これが大教室が満室になるぐらい人が入ってなおかつ入りきらない人は隣の大教室でビデオ撮影による遠隔講義を聴講する形となり、しかもあとで聞いたらその遠隔講義の大教室も満室だったという。職員の方も「こんなに人が来たのは初めて」と驚くほどでした。閑散としたオフシーズンのオープンキャンパスもどきしか知らなかったオレも当然驚き、大して準備もしてなかったので若干あせりましたが、それなりに入試対策やら作問・採点の裏話などをサービスしてしゃべりました。驚いたのは大教室が満室になるぐらい人が入っていたのに、私語がほとんどなかったこと。大学の授業より全然静かじゃん。まあ、親御さんと来ている高校生とかは私語をする余地はないでしょうけど。

とまれ、オレが受験生だったころとはまったく事情が違っているんだなあと実感。感慨深く思いました。オープンキャンパスなんてうさんくさいと思っていましたが、こうやってみると、すでに高校生にとってはオープンキャンパスに行くことは就活する学生が会社訪問するのに近い感覚になっているのかもなと思いました。大学も変わるわけだ。

ちょっとしたカルチャーショックでした。って今さら…。