クイーンのブライアン・メイ 天文学の博士論文提出

著名な英国のロックバンド「クイーン」のギタリスト、ブライアン・メイさん(60)が3日、ロンドンのインペリアル・カレッジに天文学の博士論文を提出した。メイさんはかつて同カレッジに在籍し、71年から博士論文のための研究に入っていたが、音楽活動のために棚上げした。しかし、その後も思いは断てず、当時の研究を36年ぶりにまとめたという。

http://www.asahi.com/science/update/0804/TKY200708040210.html

wikiなどによれば、ブライアン・メイは大学院入ったあとにクイーンのデビューが決まったんだそうな。大学出のロック・ミュージシャンは珍しくないけど、大学院に進学した後にロック・ミュージシャンとしてデビューする例はあまりないような気がします。ブライアン・メイは昔から大人しくて落ち着いた雰囲気の人だったから、博士号と言ってもそれほど違和感はないですね。ちなみに、wikiによれば、クイーンのデビュー前、院生時代に共著、セカンド・オーサーで論文を二本発表していたそうです。

http://www.nature.com/nature/journal/v240/n5381/abs/240401a0.html
http://cdsads.u-strasbg.fr/cgi-bin/nph-iarticle_query?bibcode=1974MNRAS.166..439H&data_type=PDF_HIGH&type=PRINTER&filetype=.pdf

その後クイーンで成功、そして60歳で博士論文。とても良い話だなあと思ってしまうのはブライアン・メイの人柄ゆえかもしれません。