電化製品の使いにくさにキレる

今日、向こうの不動産屋さんが契約書をファックスしてくれる手はずだったんだけど、うまく受信ができない。オレが実際にファックスの前に陣取って受信の様子を調べたんだけど、受信モードになっても、一枚も受信しないうちに切れてしまうのです。手動受信しても駄目。何回やっても駄目なので、こっちから不動産屋さんにその場で国際電話して、うまく受信できないみたいだから契約書は郵便で送ってくれと頼みました。前も書いた通り、入居できるのは10/1なので、まだそんな契約を焦る時期でもないし。電話で話した不動産屋さん(ちなみに一人でやっている小さな不動産屋さん)は、メールでも感じの良い人だったけど、電話でも感じの良い人でした。

それはいいんですが、ファックスを使いこなす事の難しさよ。いや、受信に失敗したのはまあいいんですよ。本当は良くないけど、国際ファックスなんで、なにか不確定要素がからんだのだろうと。オレが切れそうになったのは、受信できないことよりも、ファックスマシンの設定が超わかりにくいところ。着信ベルの回数を変えたりとか、電話・ファックス自動切り替え機能を切ってファックス専用の設定にしようとか、そういう簡単な設定をやろうとしても、どのボタンを押せば設定できるのか、まっっっっっったくわからん。

しょうがなくマニュアルを探したのですが、見つからないので公式サイトでマニュアルを調べました。それを見ながら設定するのですが、見ながら設定してもわっかりにくい。

えーと、まず「メニュー」ボタンを押して、それから数字キーの2を押して、次にまた「メニュー」ボタンを、今度は3回押して…それから「セット」ボタンを押して、次に矢印ボタンを2回押して、で、「セット」ボタンで決定、と。

わかりにくいんじゃ!!!!!!!!!!!!

ヒューマンインターフェースとか、そういうことをかけらも考えたことがなさそうな感じ? 正直、日本の電化製品にはこういうパターンが多い気がする。多機能なんだけど設定方法がすごく分かりにくい。とりあえずボタンわりあてときゃいいだろって感じが見え見えで、説明書なくても使えるように工夫しようという努力が感じられない。同じ日本製の製品でも海外仕様のやつは日本仕様のやつよりずっと低機能なんで、わかりやすいんだけどねえ。「日本のユーザはメカに強いから分かりにくくても大丈夫」などと甘えてないだろうか?

こういうところでApple信者ぶりを発揮するのもどうかと思うけど、Appleがファックス電話を作ったらきっとマニュアル見なくても設定できるものを作ってくれるはず。とりあえず、たかがファックスマシンでマニュアルとにらめっこしなきゃいけないのは勘弁。どちらかというと電化製品オタクに近いオレでもこうなんだから、そのへんのおばちゃんとか使いこなせないだろ、どう考えても。ちなみにマシンはNECのスピークスね。次は絶対買わね。