iPod新機種発表(iPod touch/iPod classic/iPod nano/iPod shuffle)

9/5にスペシャル・イベントがあって、ジョブズによる講演によってiPod新機種が発表されましたね。

目玉はタッチパネルのマルチメディアiPodであるiPod touchでしょう。

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iPhoneが出た段階でタッチパネルiPodが出るのは時間の問題だということは誰の目にも明らかでしたが、いざ出てみると、iPhoneとほとんど同じデザイン(若干薄いらしい)で、要するにiPhoneから電話機能を抜いたものになっているようです。容量と値段は8GBで36,800円、16GBで48,800円。iPhoneの機能であるCDジャケットをパラパラめくるCover Flowや、ビデオ再生機能、さらに無線LANによるインターネット機能もついています。また、iPhoneにはついていなかった日本語入力機能もあるらしいですね。iPhoneの方もソフトウェア・アップデートなどで対応すると思いますが。

オレはですね、iPhoneライクなタッチスクリーンiPodが出たら買うぞ!…と思っていたのですが、いざ出ると、やっぱりiPhoneがいいなと思ってしまいました。一つには、やはり容量が小さいので、音楽の母艦代わりにできないという問題があります。次に、オレは通勤が徒歩15分なので、そもそも携帯プレイヤーを使う機会が少ないということがあります。だったらやっぱり電話機能ついている方がいいかなと思ったりします。デザインがほとんど同じだけに、余計そう思いますね。

iPod touch以外で大きな変化があったのはiPod nanoでした。

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iPod nanoは薄型化し、ビデオ再生ができるようになりました。驚くのがそのルックスで…驚くといってもまあ、リーク画像を見ていたので実際は驚きはしなかったのですが、とにかく、ビデオ再生にともなって画面が大きくなった関係で、全体にずんぐりむっくりになり、iPodのパチモンみたいになりました。この新スタイルは2ちゃんあたりでもかなり評判が悪く(「iPodピザ」とか呼ばれている)、オレもカッコいいとは思えませんが、ちょっと実物見てみたい気がします。ずんぐりむっくりのせいでなんか大きさが大きい印象がありますが、実物はかなり小型のはずなんで印象が違うと思われます。容量と値段は4GB 17,800円、8GB 23,800円。

従来のビデオiPodは、iPod classicとなり、大容量化(80GB 29,800円、160GB 42,800円)しました。まあ、こちらは「classic」と名付けられた通り、オーソドックスで順当な進化ではないでしょうか。

最後に、iPod shuffleは基本的に変化が無く、新色が出ただけに留まりました(1GB 9,800円)。

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オレ的には以前の色より好きです。オレはiPodの最高傑作はこのshuffleシリーズだと思っています。シンプルさの権化であるこの機種は、そのシンプルさゆえの楽しみがあり、オレは現在nano(第2世代)に乗り換えましたが、正直、shuffleの無機能さを懐かしく思うことが多いです。インタフェースのそっけなさがまた素晴らしい。

ということで、新色どうのこうのというより、単純にshuffle欲しいです。でもnanoがまだまだ使えるのでまだまだ乗り換えられませんねえ。ということで、今回の結論としては、shuffle欲しい、iPhone欲しい、ということで。