地獄旅行

しんどかった…。

朝8時の便なので、朝5時半前には家を出たのですが、二人それぞれスーツケース2つというのが予想以上に重くて死んだ。服中心で軽いと言っても死んだ。しかも徹夜でフラフラで死んだ。

で、時間的にはけっこうギリギリながらも、そして国際線は両端に人がいる真ん中の席ながらも、そこそこ順調に飛行機を乗り継いだのですが。

ダラスで乗り継ぎだったのですが、ここで地獄が。まず、多少の遅れがありつつも、「あと30分で着陸します」とアナウンスがあってからも、全然着陸しない。フライトマップをみると目的地と反対方向を飛んだりして、「ま、まさか、ハ、ハイジャック?!」と思ったりしましたが、冷静に考えて中東のテロリストが日本から12時間もかけてハイジャックする意味はあまりないだろうと思い直しました。実際はダラスにサンダーストームがあって、空港が閉鎖されて着陸できないとのこと。結局オースティンに飛行機が向うことに。オースティンで入国審査&乗り継ぎかな? まあ、それでもいいか。と思ったらそれは大間違いで、オースティンへ向ったのは給油と待機のため。最終的にはダラスに戻るらしい。とほほ。こりゃ長い一日になりそうだ。

結局ダラスに着いたときは乗り継ぎ便の時間の11:45amをとっくに過ぎた時間。とはいえ、雷雨で空港閉鎖されていたので、乗り継ぎ便も遅れているはずだから、それはまあいいとしましょう。しかし事は予想より悪い状況へ…。

まず入国審査でひっかかった。書類は問題なかったのだけど、スーパー同居人ちゃんが去年卒業した美大のビザが、美大がテキトーなせいで未だ有効扱いになっていたせいで二重ビザ状態になり、確認するということで別室に連行されますた。

まあ、これもいいんですよ。スーパー同居人ちゃんが卒業した大学に問い合わせて終わりですから。実際、こちらへは質問事項も何もなく、向こうで勝手に問い合わせて、「はい、もういいですよ」と20分ぐらいで開放されました。

その時点でダラス時間で2:30pm。乗り継ぎ便はというと…ぎょえー! 2:30pm! まにあわねーじゃん! と思いつつ、ゲートへ移動。間に合わなくても航空会社(アメリカン)は当然別の便を用意してくれるはずなので、それ自体は問題ないんですが、問題なのはチェックインした(預けた)荷物。便を変更したり、あるいは変更しなくてもギリギリのタイミングで乗り継ぎをするとすぐに荷物がはぐれてしまう。あー心配。

しかし、2:30pmの予定だった乗り継ぎ便はさらに遅れて3:00pmに。ああ、良かった。乗り継ぎに間に合ったぜ! チェックイン荷物もちゃんと来たかな。

…と一安心したのも最初だけ。乗り継ぎ便の3:00pmの予定が3:30pmになり、3:30pmの予定が4:00pmになり、4:30pmになり、5:00pmになり、5:30pmになり、6:00pmになり…って、どんだけー!!! もともと11:45amの便だろうが!!!! どうやらパイロットおよび乗務員がフライトの乱れで来ていないらしい。

午前中の雷雨による空港閉鎖のあおりで我々の便だけでなくスケジュール全体が混乱しており、ぐったりしたフライト難民があふれるゲートで待つこと5時間弱。7時間以上遅れて7:00pmにようやく離陸。現地到着は11:30pm。たいへんだったけど、まあ、便があんだけ遅れたらチェックイン荷物がはぐれることもないだろうし、長い一日もこれで終わりだろう…。

と安心していたら、預けた荷物が出てきませんでした、一つも orz

同じ便の人で荷物が出てこなくて途方にくれていたのがたくさんいたのが不幸中の幸いというか、きっとダラスのどこかにまとめて埋もれているのでありましょう。4つの荷物が一つも出てこなかったのがその証拠です。とりあえず、ロストバゲージの申告。

結局、チェックインできたのは午前2時 orz

一晩明けて元気を取り戻しましたが、着替えが一切ありませんで、シャワーで旅の疲れを落としても決定的にさわやかさに欠けています。あーもう!