買物:鞄

鞄というかバッグというか。オレはいわゆる一つの鞄好き(しかも安物系)なので、日本の家には使いもしないバッグがいっぱいあってスーパー同居人ちゃんに文句を言われているのですが、そんなこんなですから海外のこの地でも当然鞄を買う気は満々。ということで、ふだん持ち歩く鞄としてはバックパックしか持ってこなかったんですよ。いずれ「ふだんかばん」は買うと思ったから。

確かに「ふだんかばん」はいずれ買うことになるのは明白だったのですが、その「いずれ」までバックパックで何週間も過ごすのは辛いものだと、この地に着いて初めて分かりました。まあ、日本に比べればバックパック度は高い(てゆうかハー大の学生の大半はバックパックなのでは…)ので、バックパックでも良いといえば良いのですが、良くないといえば良くない。

ということでショルダーバッグ…というか、メッセンジャーバッグを地元で購入。ラップトップが入るタイプのやつ。日本での仕事でも使えるビジネス的な、ブリーフケース的なのを買おうかと最後まで悩んだのですが、容量と、カジュアルっぽさを優先して、メッセンジャーバッグにしました。

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耳のようになっている左右の突起?のうちの向って右側の突起がケータイ入れになっているところが気に入っています。値段は70ドル弱。探せばもっと安く買えたかもしれませんが、また地元で買ってしまった。まあ、そういうのもありでしょう。

このメッセンジャーバッグの利点は、メイン・コンパートメントへのアクセスが鞄上部のジッパーなので、肩にかけた状態でもかばんの中身に非常にアクセスしやすいというところでしょうか。

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大きさも割と大きくて、ラップトップに、本に、論文のコピー数部に、ノートにと色々入りはするのですが…しかしそれでもバックパックの容量には足下にも及びません。上の写真ではすでにこのメッセンジャーバッグは豚鞄化していますが、この内容をオレが持っているバックパックに移せばぜんぜんスカスカだもんなあ。バックパック恐るべし。そして、この地の大学生や大学院生がバックパックを愛用する理由も分かった気がします。ファッションに頓着していないというだけでなく、ハードカバーの専門的な本を何冊も持ち歩けるから。バックパックは容量に優れているだけではなく、身体への負担も少ないのよね。やっぱねえ、重い荷物は片方の肩や腕に負担をかけるより、両肩で担いだほうがはるかに楽だし。

日米の研究力の差(あるとすれば。…あると思うけど)は鞄の形状から出発しているのか?!