千代ム好きー講演

本日は昨日書いた読書会の一環として千代ム好きーの講演。人がたくさん来るだろうから早く来た方が良いという話だったので、基本的に遅刻気味人間なオレにしてはめずらしく20分早く(それでもたった20分か)会場入り。この時間だとさすがに好きな席に座れましたが、定刻になるころには一席残らず埋まり、立ち見、座り見が多数出ました。早めに来て良かったあ。この人の多さは、千代ム好きーが大学の講義から退いていることも大きいと思う。10年前なら千代ム好きーも大学の講義やっていたからもう少し人が少なかったかも。

千代むスキーは抑揚なく、途切れなく、流れるように低い声で呪文を唱えるように延々しゃべる人なので、いつも油断するとすぐ置いてけぼりをくらったり眠気がすぐ襲ってしまうのですが、今回は読書会で関連トピックをずっと議論していたこともあって最初から最後まで聴くことができました。内容はげんごの意味のいんたーなりずむの徹底的なディフェンス。ぼく自身、自分のけんきゅうプログラムの妥当性や位置づけについて不明な点がいろいろあったのですが、昨日に続いて勝手に力づけられました。

会場はいんたーなりずむに肯定的な聴衆が中心だったのか、質疑応答での質問は「こんなに(千代む好きーの主張通り)明らかで決着が付いているようなことがなぜここ何十年もてつがくの世界で問題にされつづけているのか」というようなものが多かった。ちなみにぼくも具体的なりろんモデルについてききたいことがあったのですが、質疑がてつがく文脈の大きなトピックで続いていたので、矮小なりろんモデルのことをきき辛くて聞けませんでした。そのかわりといってはなんですが、最初出るつもりのなかったレセプションに急遽ちょっと顔をだすことにして、千代む好きーはレセプションには来れないということだったのですが、だれかえらい先生が来ていたら代わりにコメントを聞こうと画策しました。いい具合に、れい・邪険どふがレセプションに来ていたので、コメントを聞くことに成功。ちなみにえらいひととレセプションなどで会話をするチャンスを得るには、人が集まってない早い時間に突撃するのが良いということをこの歳になって会得。レセプションが進行して目当てのえらいひとが別のえらいひとと話を始めると会話に入りにくいので。

ということで実りあって良かったです。