パンダ、グランデプントを見に行く

帰国した翌日にディーラーにパンダとグランデプントを見に行きました。ええ、アホですよ、アホですとも。

アメリカにてくるま妄想をしていたときは、欲しい車は遠方でも中部地方ぐらいならレンタカー借りてでも見に行って気に入ったら買ってもいいぐらいの勢いで考えていたんですが、いざ帰国となると現実的になって、そんなことするのはめんどくさい。近場で決めてしまいたい思いでいっぱいに。

で、気持ち的にはニューパンダ4x4(できれば赤)が第一候補に挙ってきて、第二候補としてグランデプントまたは通常のパンダのオレンジとか赤が良いなあという気持ちになってきたので、近場の新車ディーラーにあらかじめ連絡して帰国翌日にディーラーに行ったわけです。スーパー同居人ちゃんを連れて。

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グラプンは写真の印象通りでしたが、写真で見るより小さめかなと思いました。さすが5ナンバーです。車高は低くないながらも天井はけっこう頭に近くて、そのせいでサンルーフが爽快な感じでした。車に詳しくない人が見たらフィットと間違えてしまうかもしれないグラプンですが、運転席に座った感じはタイトでスポーティーでなかなか良かったです。展示車は黒、もう一台サイケデリックブルー(ライトブルー)があっただけで、目当てだったレッドがなかったのが残念。さらに試乗車の都合がつかなかったのがさらに残念。

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意外性にあふれていたのはパンダ。軽以外のコンパクトカーでは日本車・輸入車問わずかなり小型な部類に入るパンダですが、運転席に座ってみると天井が高いせいか、意外に広い感じがする。また、これはムルティプラゆずりかもしれませんが、窓が広いのでたいへん気持ちいい。フロントウィンドウが広いだけでなく、サイドウィンドウが広いんですよね。たぶん絶対的には狭いんですが、座ると開放感があるというのが意外。

さらに、試乗させてもらったんですが、これが実に軽快! 1.2L、60馬力というスペックから想像される走りとは違いました。「非力だけど軽快」とか「小排気量を使い切る楽しさ」とかいう褒め言葉には「ほんとかよ」と思わないでもなかったぼくですが、実際運転してみるとほんとその通りでした。1トン切る軽い車重のせいか、ぐいぐい走ります。アクセルペダルは軽く、ちょっと踏んだだけで「体感的に」飛ばしてくれる。全体的にチープですが、チープなりの楽しさがあります。デュアロジックも悪くなかったけど、これはマニュアルの方が楽しかろうなあ。しかし60馬力でこれだから、100馬力あるパンダ100HPはかなりのやんちゃさだと容易に想像できます。

展示車はイエローで、残念ながら目当てだったレッドやオレンジは見ることができず。しかもオレンジは納期が5月ごろになるということで、これまた残念。

ちなみに、一足早くフィアット500も置いてありましたので中を見せてもらいました。置いてあったのは初回販売されない1.2Pop。内装はキラキラして華がありました。赤基調でヘッドレストのみ白のシートもセンスいい感じ。

帰り際にパンダとグラプンの見積もりもらいましたが、値引きは渋そうなのであえて新車買う必要ないかな〜と思いつつ店を後にしました。