白熊インプレッション 4: 高速道路巡航とか燃費とかについて

先日の長野の山荘への旅は、ほぼオール高速道路巡航でした。我が家も山荘も高速のインターから10分ぐらいのところにあるので。下の写真は山荘の最寄りのインターのそばの道の駅にて。ほとんど見えませんが、右後ろの車はオペルでした。

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片道500kmのこの旅では、燃費は往きはちょうどリッター17キロでした。途中京都〜滋賀で40分ほどお決まりの渋滞に巻き込まれましたが、それがなかったとして、徹底してエコ運転しても、たぶんリッター17キロ前半どまりじゃないでしょうか。今時の国産コンパクトに比べても悪くないですね。帰りはいろいろ寄り道したんでリッター16キロぐらいでした。どっちにしても以前2週間乗ったグランドチェロキー(高速道路でもリッター8キロ、街乗りリッター4キロ)よりはるかに良くて涙ちょちょ切れます。また青空プント号は燃費計もついていなかったので正確なところはわかりませんが、同じ500kmドライブをした感覚では白熊の方がずっと燃費良いですね。街乗りは、まだあまり乗ってないのでわかりませんが、高速の燃費の半分ぐらい? 道の混み方やギアの選び方次第なんでしょうね。

エンジンの回転は、100km巡航で3000回転です。室内のエンジン音は「静粛」とは言わないまでも、特に気にならない感じ。窓を開けるとエンジン音はわりとうるさい。なんかディーゼルみたいな音です。イプシロンは少数ですが並行輸入ディーゼルも入っているようなので、「間違ってディーゼル買ったか?」と一瞬思いましたが、車検証にはちゃんとガソリンと書いてあります。窓閉めて走っている分には特に気になりません。ロードノイズはもうちょっと静かでも良いかなと思います。「小さな高級車」というキャッチフレーズが付くイプシロンですが、そのキャッチフレーズから予想されるような静粛性はありませんね。ごくフツーのコンパクトカーです。

高速安定性はそこそこ良いと思います。ハンドルを持っていて肩に力が入るということもありません。たまに「あれ?なんかふらつくな」と思ったらたいていCITYモードが入りっぱなしになってます。最近のフィアット車でお馴染みのCITYモード(ステアリングがめちゃ軽になる)はあまり良い評判は効きませんが、個人的にはけっこう好き。低速で走らざるをえない街中や駐車場で使ってます。

クルーズコントロールはやはり(・∀・)イイ! (下の写真の上のレバーがウィンカーレバーで、下のレバーがクルコンの操作レバー。)

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長距離運転でも疲れ知らずです。さらに、アメリカで速度違反で捕まって懲りたぼくですので、白熊での高速巡航では、クルコンで「普通ならまず捕獲されない程度の速度」に設定、そこを踏み外すことのないようのんびり運転することにしています。クルコンを使っているあいだはアクセル踏まず両足は大人しく床につけているわけですから、体感的に「おっそいなこのスピード…」と思っても、ついアクセルを踏んでしまったりということもありません。…あまり。アクセルは車にまかせてひたすら呑気に、むしろ鈍行を楽しむぐらいの気持ちで運転するわけです。クルコンはアメリカでしか使ったことがなかったのですが、日本の高速道路でも混んでいなければ十二分に使えると思いました。

国産車のクルコンは100キロまで設定できないらしいのでアレですが、輸入車のクルコンはお勧めです。