しゅっちょうこうぎ

先日,初めて高校にしゅっちょうこうぎに行ってきました。そこそこレベルの公立高校の1年生向けです。しゅっちょうこうぎというもの自体初めてなので,勝手が分からず,とりあえず普段締めないネクタイを締めて,プロジェクターを持って,汗をかきながら現地に向かいました。

現地についたら一番乗りでしたが,もらったスケジュール表によるといろんな大学から10人ぐらいの先生が呼ばれているようでした。50分授業を2回やれと言われていたのですが,10人も先生が来ているんなら2回もやらせんでいいやん!…と今書いていて思いました。

しかしそれより誤算だったのは,教室の環境がプロジェクターの使用にまったく適していなかったことです。さすが公立高校というか,中学校と大差ないような狭い教室で,一番前の席が黒板に近すぎて,真正面はともかく,横の方の席だとスクリーンが見えない。さらに,プロジェクタースクリーンは模造紙…なのは良いとしてもなぜか光沢紙! さらに,窓のカーテンがレースのカーテンのようなものしかなく,遮光がほとんど無し! ということで,部屋が暗く出来ないばかりか,光沢模造紙スクリーンに窓からの西日が反射しまくりで,プロジェクターから投影されるスライドがものすごく見にくい状況。

うーん,この悪環境ではプロジェクター使うべきでなかったかも。内容も,なるべく簡単にしたつもりだったけど,ちょっと詰めすぎたかも。ふだん90分授業だから50分という枠の感覚がよくわからなかった。

とまあ,いろいろ反省点はありました。

その他の感想としては,スリッパをはいて教壇に立つのがなんか居心地悪いとか,生徒は静かでふだんの大学の授業より静かだったなとか,高校訪問じゃないんだからネクタイ締めてくる必要なかったなとか,むしろふだんのジーパン(死語)のまま来た方が受けたかもなとか。

以上。