エイプリルの七面鳥 (2003) ★★★★

アバウト・ア・ボーイ」の脚本家、ピーター・ヘッジズ監督初監督作品。ケイティー・ホームズ主演。家族の問題児で、特に母親と折りが合わず対立して家出同然で家を出ていた駄目人間長女が、母親の死期が近いことを知って、家族全員をサンクスギビングディナーに招待するというコメディー。

はっきり言って大した映画じゃないと思う。映画が始まってすぐにエンディングまで読めるうえに、本当にその通りのエンディングとなる。しかしそれでもやはり塩気の効いた温水が両の目からあふれることを止めることはできなかった。それでいて悔しくない。さわやかな佳作。