フランク・ザッパ・ビール?

たまにはビールでも飲もうと(ふだんビールは節制してます、太るから)、Whole Foods Marketというお洒落系グローサリーを物色していたら、なぜかフランク・ザッパの1968年のアルバム「Cruisin' With Ruben & The Jets」のジャケをラベルに使ったビールを発見。なんでだ?! とりあえず話のタネに買ってきました。

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このアルバムはザッパのアルバムでもマイナーな方なので、ほんと、このアルバムを知っている人じゃないと気づかないでしょうね。ラベルには「アルバム発売40年を記念して」と書いてありますが、60年代ザッパなんて1年に数枚アルバム発表していたのに、よりによってなんでこのアルバム? ルベーンさんがゆかりの人なんでしょうが。

コップについでみると、あら、スタウト系。スタウトあんまり得意じゃないんだよね〜。

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飲んでみたら、甘っ!! アルコール8.6%ということもあいまって、かなり濃厚でどろっとした味。失敗したかと思いましたが、後味は意外にさっぱりとしていて、飲み口が甘いわりに飲み終わったあと口の中がべたつくこともありません。好みではありませんが、けっこう抵抗なく飲めました。何より記念になりました。

このビールの発売元のLagunitas Brewing Co.は、サンフランシスコの郊外の地ビール会社で、地元ではけっこう有名?みたいです。なぜザッパなのかはやはりよくは分かりませんが、過去にも2度ザッパ記念ビールを出しているみたいで、こちらのブログの12月3日の分には「Kill Ugly Radio」(セカンドアルバム「Absolutely Free」の中ジャケに刻まれていた言葉。日本のハードコアパンクバンドの草分け、Lip Creamのアルバム「Kill Ugly Pop」のタイトルとジャケの元ネタ)のビールが出ていたようですが、これは超カッコいい! 「Ruben & The Jets」じゃなくてこっちが欲しかったな。

「Hot Rats」あたりのビールも出るのではないかという噂もあるようです。カリフォルニアの人はいいですね。