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アルミホイール自家塗装の顛末記

えー、前回エントリが偉そうな内容だったのに、いきなり全然違う内容のエントリをあげるのもどうかと我ながら思いますが、バニ朗のアルミホイールを自分で塗装してみて失敗したという話を書いてみたいと思います。

実は、この塗装作業をやったのは去年の晩秋であります。なぜそのときこのエントリを書かなかったのか?と申しますと、まず第一に、塗装し終わった時点で、塗装が成功とは言い難く、がっかりしていたので書く気が起きなかったということがあります。第二に、塗装作業の間は、バニ朗には別のホイール(鉄チン)、別のタイヤ(チェーン装着可能なサイズのタイヤ)を履かせていたのですが、冬の間はこちらの鉄チンで通したので、塗装したアルミの出番がなかったということがあります。

次に、なぜ、この半年もまえの塗装の話を今ごろする気になったのかというと、まず第一に、春になって初めて塗装したアルミを履いてみたというタイミングの問題があります。第二に、せっかく苦労したのだから、その苦労を記録しておきたいということがあります。第三に、今週末は浜名湖で「パンダリーノ」という暴走族の集会(嘘)があり、それに参加する予定なので、塗装の話を出すには良いタイミングなのではないかということがあります。

というわけで、前置きが長くてすみませんが、塗装の顛末記です。

事の発端は、深い考えもなくテキトーに購入したホイールが気に入らなかったということがあります。(ちなみに、フィアット車に適合するホイールってほんっとに少ないんです、日本では)

↓イタリアのMAK ムジェロ IIという安いホイールなんですが、ダルなシルバーと、中央が膨らんだデザインがどうも気に入らない。少なくともパンダ4x4の「なんちゃって四駆」な雰囲気には合わない。気がする。
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一方、MAK ムジェロIIでない、普通の「ムジェロ」と呼ばれるタイプは、「ムジェロII」をベースに二色に塗り分けられていて、もうちょっとカッコいい(ように思える)。
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そうだ、オレも塗ってしまおう!…と思ったのが運のつき。

鋲うちは難しいし、やり過ぎ感もあるのでやめておくとして、スポークの裏面と、内周の、スポークの間の部分を黒く塗るだけでも雰囲気が変わるのではないか?…と思ったのが運のつき。

ホイール塗装は初めてですが、意を決してやってみることにしました。…と思ったのが運のつき。

↓まず表をマスキング
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↓裏返して適当にサンドペーパーで足付け、脱脂
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↓適当にマスキング
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↓4本分。実はこの作業にはスーパー同居人ちゃんに大々的に手伝ってもらいました。有り難うございます!!
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↓ホルツのホイールペインティングを用意
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↓噴射!
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↓一度塗り
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↓二度塗り
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↓三度塗り
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↓クリアコート吹いて、裏面はまあまあ成功したといえるのでは?
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↓次に表です。こちらは部分塗りのため、大半マスキングです。
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↓完了の図。
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↓マスキングを取って完成!
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…と言いたいところですが。

↓マスキングから浸透した塗料が付着して汚い!
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↓さらに、塗りの「境目」が目も当てられない出来!
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当然といえば当然なのですが、曲面に沿って、綺麗に弧を描くようにマスキングすることは素人には困難です。また、重ね塗り(重ね吹き付け?)をした場合、普通のマスキングテープでは塗料が浸透してしまいます。「きれいにマスキングできない」+「マスキングしても塗料が一部浸透してしまう」という二重苦により、このようなありさまに…とほほ。オレ、涙目。

当時は初冬でガレージの気温も低く、陽が落ちるのも早い(ガレージは無灯)ということで、腰を据えて修正するために、馬鹿を承知でタイヤを自分のマンション内に持ち込みました。

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↓まずは表面の塗料の汚れを薄め液(いわゆるシンナー)を含ませた布で拭き取る! この作業はまあ、簡単でした。
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問題は、部分塗装の「際(きわ)」をどうするか。

↓つまようじで削ったらきれいになるかと思ったが…
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駄目ですね。「つまようじでこすった部分だけ」塗料が削れればいいんですが、やっぱり塗料が削れるときに、こすった以上の面積が剥がれてしまいます。つまり、やっぱりギザギザは完全に修正できません。

その後、極細の筆で塗ったり、ペイントペンを使ったり、いろんな修正をためしましたが、「きれいな曲線」を描くことは無理。少なくとも、ぼくの技術ではできません。器用な人なら、たとえばカッティングシートをきれいにカットして「黒」と「シルバー」の境界をきれいに整えたりする芸当も可能かもしれませんが、ぼくははさみやカッター使うのもガサツなので、無理です。

ということで、二週間ぐらい頑張りましたが、あきらめました。

↓遠目には、まあ、マシになったと思いますが…
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↓近くでみるとやっぱり汚いyooooo
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まあ、しょうがないです。妥協して作業終了。

約半年の休眠期間を経て、アルミ初装着! ビフォー&アフター!

ビフォー:
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アフター:
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ビフォー:
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アフター:
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ビフォー:
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アフター:
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うんまあ、悪くないね(馬鹿)。スーパー同居人ちゃんに言わせると「どこが変わったのかわからない」ということですが、個人的にはけっこう気に入っています、自己満足として。シャープさが増した増した増した(阿呆)。ただし、決してまじまじとは見ないでください。

教訓としては、ホイール部分塗装は素人には荷が重いということですね。綺麗に仕上げるのが難しいだけでなく、以前も書きましたが、剥がれやすいです! すでにちょっと剥がれました! 普通に考えて、たとえばシールが壁に貼ってあったとして、剥がすときは端っこから剥がしますよね? 真ん中をつまんで剥がそうとする人なんていません。そんなことしても剥がれませんから。でも端なら剥がしやすいんです。そう、「部分塗装」はこの「端っこ」がいーっぱいあるので、とーっても剥がれやすいんです。ばんざーい!!!!

…全塗装にすれば良かった。