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恋愛睡眠のすすめ (2006) ★★★

監督:ミシェル・ゴンドリー(「エターナル・サンシャイン」)、主演:ガエル・ガルシア・ベルナル(「バッド・エデュケーション」「モーターサイクル・ダイアリーズ」)、シャルロット・ゲンズブール

おもちゃ箱のようなローファイSFXを得意とするフランス人監督、ミシェル・ゴンドリーのフランス・イタリア製作映画。「エターナル・サンシャイン」(名作)と違ってハリウッド製作ではないので、なんというか、思いっきりフランス映画っぽい。良くも悪くも、意図的なアマチュア精神に満ちあふれていて、ストーリーはどこに収束する事もなく、ただだらだらと進む。

ただ、ゴンドリー流のファンタジックなローファイSFXも少々既視感が…(つまりゴンドリーのミュージック・ビデオで散々みたような光景)。さらに、主人公が、脚本的に、ほんとどうしようもない男で、夢と現実の区別がつかないだけならカワイイが、とんでもない甘ったれで、かつ、疑心暗鬼で性格破綻の最低人間で見ていて頭が痛くなってくる。

というわけで、正直期待には適わない映画だったが、音楽が素晴らしいのと、「こんなところで終わるんかい!」という唐突な感じが青臭くて、そこが良かった。