監督：Lau Kar-Leung
「ラッシュ・アワー」、「上海ヌーン」と立て続けにアメリカのオーバーグラウンドでヒットを飛ばしたジャッキー・チャンだが、その勢いに乗じてか、1994年の「酔拳２」がアメリカでロードショー。やっぱスゲーなぁ。「ラッシュ・アワー」とか「上海ヌーン」とかでチャンを知ったアメリカのガキとかは、度胆を抜かれるだろうなー。いや、ぼくも度胆抜かれたけど。誰だって度胆を抜かれるすごさ。ギャグも登場人物のキャラもおもしろいし、実際アメリカ人観客に受けていた。見せ場が多すぎるのが香港的であり、いかにも西洋のテンポには合わない映画だが、ここまで圧倒的であれば文句ないだろう。封切りされたばかりということもあるが、とにかく客席は埋まっていた。 (10/23/2000)
