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グリーン・ディスティニー (2000) ★★★★★

監督:Ang Lee

ツィーイーちゃん萌え〜。この映画が日本で流行らなかったのはとても不思議だ。ツィーイーちゃんはまるで特撮ヒーローものの美少女闘士みたいなのに。「臥虎蔵龍」という原題の映画に「グリーン・ディスティニー」なんていうふぬけたカタカナ邦題をつけた罰なのだろうか。

それはともかく、あのアン・リーが戦闘アクション映画、しかもオール中国語の、を撮ったというだけでも興味津々。みると実にまっとうな香港ワイヤーアクション映画で、しかもほどよくアン・リー的であるというバランスの良い作品。アン・リーはこれまで中世イギリスや70年代のアメリカといった、東洋的要素が皆無の舞台をあえて撮ってきたけれども、それでも微妙に東洋の美意識がまじっているのが興味深いと思っていたが、こうして純粋な中国舞台の映画をみると、今度は逆にアメリカじこみの美意識というものがうっすらと感じられて、そこがまたおもしろい(もしかしたら、そこが日本でヒットしなかったゆえんなのかな?)。ハードコアな香港映画ファンには、もしかしたら薄味すぎるかな。

でも、竹林の緑、そしてそれが風に吹かれてざわめく音、これらはとても印象的というか、アン・リーらしくていい。パーカッションとともに展開される、「舞踏」を意識したアクションシーンもとても優雅。そしてツィーイーちゃん萌え〜。 (02/04/2001)