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真夜中のサバナ (1997) ★★★

監督:Clint Eastwood

うーん、評価が難しい作品だなぁ…。観終わった感想は、ひとことでいえば「ケッタイな映画」。サスペンス?コメディ?法廷劇?ゲイ・ドラマ?論理?超常?生者?死者?善?悪? 美しい南部の上流階級にふりそそぐ明るい陽射しのなかですべてがうやむやになってしまうようだ。150分超の長尺は長いけれども、終わるころには「おいおいちょっと待って、そんなところで終わらないで!」という気になる。どう考えても一般受けしない映画だ。しかし原作はロングセラーだという。どういうこっちゃ。読んでみようかな。

絵はとてもキレい。演技陣は魅力的であると同時にどことなくうさんくさい雰囲気で、映画の現実感のあいまいさに拍車を掛けている。うーん、やっぱケッタイな映画だ。邦題はこの映画のケッタイさを表わしていない(原題は"Midnight in the Garden of Good and Evil")。 (11/26/2000)