アメリカ出張でフォーカス乗ったり

来月から1年アメリカ住まいになりますが,その前哨戦的に10日ちょっとアメリカ出張に行ってきました。直前にアメリカ出張というのもいかがなものかと思いましたが,複合的な用事があったもので(;´Д`)

最初に降り立った地はLA。初です。今回の旅の前半はレンタカー借りる予定でしたので,いつも通りThriftyで借りました。Herzとかより安いから。レンタカーは出張の楽しみであります。ちなみにレンタカー代は自腹。

Midsizeを頼んだんですが,「外の駐車場にMidsizeの看板が立っているからどれ乗ってもいいよ」とのことでした。つまり駐車場のレンタカーにはみな鍵がついていてどれにでも乗って帰れるわけです。ただしもちろん出口で係員にチェックされるので,ズルは出来ない仕組みであります。

今回はフォード・フォーカスを選びました。フォーカスは日本でも売っているのでもっと珍しい車があればそっちが良かったんですが,たまたま他に選択肢がなかったので……。ちなみにセダンです。

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フォーカスに乗って最初に向かったのがApple Store。慣れないGarminのナビに手こずりながら,なんとかたどり着きました。

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ここでシムフリーのiPhoto 6を購入。日本と同じくアメリカでもキャリアの2年縛りがあったりするので,1年だけ在米でその後日本に帰ってくるならキャリアの縛りがないほうがいいだろうと。ほんとは去年のうちに日本で買うつもりだったのに,さあ買うぞという矢先に日本で販売中止になったものだから今までずれ込みました。

ちなみに,スーパー同居人ちゃんと2人分買ったのですが,額が大きすぎるのか,クレジットカードが通らなくて難儀しました。結局現金で払いましたが,こんな大金を現金で払うのは外国のツーリスト丸出しで恥ずかしかったです(;´Д`)

ふだん海外出張ではあまり現金持ち歩かないのですが,今回は諸事情により現金をたくさん持ってきていました。

その後,またGarminのナビに四苦八苦しながらT-mobileの店に行ってSIMカードを購入。通話無制限,データ5GBで60ドルのやつ。SIMカードはベストバイやターゲットなどでも売っていますが,設定まではやってくれないので,良くわからないうちは設定全部やってくれるキャリアの店に行くのがオススメです。

それにしてもiPhoneのナビに慣れていると,Garminのポータブルナビが使いにくすぎる(;´Д`)。まあ,シンプルなので慣れれば使いやすくなってくるんですが,iPhoneに比べると検索機能が決定的に弱い。そのあたりはスマホには勝てないですね。

まあせっかくお金出して借りたので意地でも使いましたが(;´Д`)

で,フォーカスの話に戻りますが。

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今回のフォーカスは3代目で,ハッチバックオンリーですが日本でも出ています。フォーカスは欧米ではすでに4代目まで行っているので,今回のフォーカスは一つ前のモデルということになります。フォーカスは先代の2代目のみアメリカとヨーロッパではデザインが違いましたね。3代目のデザインは嫌いではないんですが,グリルの2本の縦線はいらないような気がします。

セダンの後ろ姿は切れ上がった感じでカッコイイです。その代償として,トランクの開口部の地上高が高くて若干使いにくいですが……。

運転した感じは……うーん普通かなあ。今回は全部で500km以上走りましたが,最後の方は慣れて走りやすくなりましたが,最初のうちはハンドルの軽さに戸惑いました。ごっさん(トゥインゴGT)のほうがどっしりして好みかなあ。

インパネのスピードメーターとタコメーターの間に,車のイラスト?を使ったインジケーターがあったり,燃費がデカデカと書いてあったりするのは最近の流行りかと思いますが,はっきりいって邪魔!!! そんな情報いらねー。いるのはスピードメーターとタコメーターと燃料計だけ! 余計な情報でスペースを取らないでほしい。

パワーは必要十分。オートマ運転するのは久しぶりなので最初は「かったるいなあ」と思っていましたが,踏んでキックダウンすればそこそこ加速するし,デフォで120kmで飛ばしているような西海岸の高速でも特にストレスなく流れに乗れます。100kmだと2500回転ぐらいかな。でも車内はそれほど静粛とは言えない。そのあたり,「フツー」の印象に繋がるのかも。

高速道路といえば,西海岸の高速道路は生き馬の目を抜くような戦場ですね。LAのあたりだと片道7車線ぐらいあるし,下手に内側の車線走っていると,高速降りるとき5車線ぐらい移動しなければいけなくてほんと大変。まあ降りそこなっても,高速代はタダだからいいんだけど。ちなみに世界的に高速代ふんだんに取る国は日本ぐらいのもので,普通はタダだということを声を大にして言いたい!

話は戻って,車線の話ですが,こんだけ車線が多いと,日本みたいに「走行車線 vs. 追い越し車線」の区別もあいまい。「追い越したら速やかに走行車線に戻りましょう」なんてルールもあるんだかないんだか……。

とはいえ,やはり内側に行くほど車の速度が速いのは日本と同じ(カー・プール・レーン*1をのぞく)。ただ,右抜き(日本でいう左抜き)する車がやたら多いのでほんと怖い。あと,ウィンカー出さないでレーン変わる車も多すぎ! まあ,こんだけ車線多いと,ウィンカー出している場合じゃないというパターンがあるのも分かるんだけど,余裕があってもウィンカー出さない車あるからなあ。

ということで,ほんと戦場。車線も多ければ交通量も多い,右抜きやウィンカーなしの車線変更も多いので,かえって慎重に運転するはめになります。「相手はちゃんと運転してくれるだろう」と期待できない。

嗚呼モータリゼーション!

*1:カー・プールとは,2人以上で1台の車に乗ることで,カー・プール・レーンは(運転手含めて)2人以上が乗車している車のみが通れるレーンのこと。西海岸では車通勤が多くて渋滞や環境汚染の問題があるので,2人以上乗る車が優遇される。帰りの高速ではこのレーンのおかげで渋滞を抜けられて助かった。