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10万円を失った話

car daily life

くっくっくっ,笑ってくだせえ,あっしが10万円を失った話を。

あれは先月のこと。アメリカの巨大売り買い掲示板(売り買いだけじゃないけど)クレイグリストにうちのあるやん(車)を売りに出したんでさ。アメリカにはKelly Blue Bookという有名な中古車査定データベースがあって,車の名前,グレード,年式,走行距離,装備,状態などを入れると,大体の価格が調べられるんでさ。

うちのあるやんはTitleはクリーン(全損記録無し)だけど,むかーしむかしに事故記録が残っているから,とりあえず「状態」は上から2番目の「Very Good」と自己判定してBlue Bookの「個人売買価格」で7600-7900ドルぐらいと出たんで,とりあえず7800で売りに出したんでさ。こっちの売買は値切るのが当たり前なんで,最初の価格はちょっと強気なんでさ。

で,2/9に売ります広告出したら,翌日からディーラーからのメッセが届いたんだども,個人売買掲示板を漁るようなディーラーはハイエナみたいなもんだから,まあどうしても売れなかったらディーラーも考えるけんど,とりあえずは無視したんでさ。

2日後くらいから一般ユーザからも連絡入るようになったんだども,7800でだしてんのに「6500でどう?」とか,車見てもいないうちから値引きの打診がバンバン来るんだわさ。広告だしたばっかりでそんなメチャメチャな値引きするわけねーべよ!と,片っ端から断ったのだわさ。

広告出してから5日後の週末のこと。通算5人目の人が「今から車見せてくれへん?」と連絡してきたんでさ。週末で予定もないので,急きょ1時間後に見せることになったんでさ。

向こうは若い夫婦とその父親(爺さん)の3人で,郊外の田舎に住んでるって言うんでさ。とんとん拍子に話が進んで,駐車場一周試乗しただけで「買う」って言ったんだわさ。「えっ? 公道走らなくていいの? 高速とか?」とσ(゚∀゚ )オレは言ったんだけど,「いい。買う」って言うのさ。

なんでも郊外の田舎は中古車の相場がめっちゃ高いそうで,TitleがSalvage(=全損記録付き)でもめっちゃ高いらしく,σ(゚∀゚ )オレのあるやんは事故歴があることはもちろん伝えたけど状態は綺麗なので,問題ない,田舎の基準からしたら安いから買うと。しかも「何度も郊外から出てくるのは面倒だから今現金で払う」って。

「えっ,今?」と焦ったわさ。でもまあ断る理由もないし,急いで家に帰って権利書(Title)を取ってきて,譲渡の取引に入ったんだわさ。

アメリカの車の取引は簡単で,権利書の上半分が「手放しますよ」という証書の書式になっているんで,買主と売主の住所氏名書いて切り離すんだわさ。で,売主がそれを持って,後でそれをDMV (Department of Motor Vehicles)に郵送するか,手っ取り早くウェブに記入して,それで売り手の手続きは終わりなんだわさ。

権利書の下半分(権利書本体)にも売主と買主がサインするところがあって,買主はそれを持ってDMVに直接出向いて,車の登録手続きをするんだわさ。権利書が相手に渡った時点であるやんの権利はσ(゚∀゚ )オレの手を離れるんだわさ。車庫証明とかもアメリカにはないんで,そのまま買主が権利書と一緒にあるやんに乗って帰っておしまい。あっけないお別れ。

おう,そうじゃった,10万円を失った話じゃったな。

権利書にサインを交わすタイミングで現金の受け渡しをしたんだわさ。7800で出したけど,向こうが「7500でどうか」と言ってきて,σ(゚∀゚ )オレは本当は7500でもいいと思ってたんだども,とりあえず「うーん」と渋い顔を作ってみたら,「じゃあ7600でどう」と言ってきたので,それで商談成立になったんさ。σ(゚∀゚ )オレは最悪7000と思ってたんで,内心「えがった」と思ってたんだわさ。

そんでもって現金受け渡ししたんだども,7600って言っても現金だと結構大変な量なんだわさ。今思えばスーパー同居人ちゃんに同行してもらって二人で金を数えれば良かったんだわさ。残念ながらそんときは一人だったんさ。急きょ話が決まったんで,こっちも心の準備ができてなくて,テンパってたんだわさ。

アメリカに住んだり旅行したことのある人なら知っていると思うけんども,アメリカでは100ドル札って基本使わないんだわさ。50ドル札はさらにレアで,普通は20, 10, 1ドル札しか使わないんだわさ。

それでも今回は100ドル札中心で払ってくれたんさ。でも20ドル札もいーっぱいいーっぱいあったんだわさ。

テンパりながも,メモしながら数えたんさ。でも最後の方はメモするのがめんどくさくなって,

うん,あるある,7600ある!

と思って取引終了したんさ。

…………後で銀行で数えたら6600しかなかったんさ。

1000ドル足りなかったんさ。

でも後の祭りなんでさ。

後になってから買主に対して「あんときのお金足りなかった」って証明することはできないんさ。

笑ってくだせえ,愚かなσ(゚∀゚ )オレを。

ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

でもまあ,マジな話,本来なら買主が数えずに,売主と買主が銀行に行って,両者立会いのもと窓口で入金すべきなんですよね。ただ,いかんせん,あんときは週末で銀行で閉まってた。

だったらATMマシンに入金すれば良かったんだよね,売主買主双方の立会いのもと。実はそれも考えたんだけど,実はかつてアメリカに暮らしていた頃,つまり1995〜2004年ごろなんだけど,当時アメリカのATMはすごく遅れていて,ATMへの入金はなんと備え付けの封筒に入金する札を入れて封をして,金額は自己申告して,その封筒をATMマシンに入れるというシステムだったんですよね(多分後で銀行員がお金を数える。小切手もATMに入れる時は自己申告で封筒に入れて,後で銀行員がチェックするシステム)。

実は今はそんなことはなくて,今のアメリカのATMは封筒もなくATMマシンがその場でお札を数えてくれるし,小切手もその場でスキャンしてくれる(アメリカもようやくハイテクに!)。

ただ,σ(゚∀゚ )オレはそれを知らなかったんだよね。だからアメリカのATM入金は未だに「自己申告」だと思ってた。ATMはお札を数えてくれないと思ってた。

ああああああ下手こいたーーーー。

まあ,ディーラーに売ったら,事故歴もあって5000ぐらいに買い叩かれると思うから,それよりはマシだったと思いたい。

思いたい!!!

……え? ちなみに1000ドルって円換算で10万じゃないって? 10数万だって?

そこはσ(゚∀゚ )オレの精神衛生のために10万円で手を打ってくださるよう切にお願い申し上げます。

ちなみに別件ですが数日前100ドル(20ドル札5枚)落としました。どうしたんだσ(゚∀゚ )オレ! しっかりしろ!