2010-08-27から1日間の記事一覧
監督:Lau Kar-Leung「ラッシュ・アワー」、「上海ヌーン」と立て続けにアメリカのオーバーグラウンドでヒットを飛ばしたジャッキー・チャンだが、その勢いに乗じてか、1994年の「酔拳2」がアメリカでロードショー。やっぱスゲーなぁ。「ラッシュ・アワー」…
監督:William Friedkinこれぐらいの有名作になると、ぼくみたいなヘナチョコ映画鑑賞者は、一体何度観たのか、それとも実は一回も観ていないのか、よくわからないという体なのだが、ま、それはともかく、好きな映画だし、喜んで観てきた。やっぱりおもしれ…
監督:Jay Roachガールフレンドの両親(特に父親)と初めて顔を合わせるという万国共通の緊張的場面をテーマにしたドタバタ。その災難に対面するのがベン・スティラーで、エロギャグありのドタバタ・ラブコメ、しかもペットがからむ(猫だけど)ということで…
監督:Trey Parkerぎゃはは! すげー。ケーブルテレビ版「サウスパーク」のファンなら絶対に期待を裏切られないだろう。低俗すぎ。つーか、さすがにこれはテレビでは放映できないよな。どこがどうおもしろいとか説明するのもめんどくさい。エロ、グロ、ゲロ…
監督:Brad Bird某レンタル・ビデオ店ではこの作品は「キッズ」コーナーにはなく、一般アニメのコーナー(日本のエロアニメやシンプソンズ、サウスパークなどのブラック・コメディ・アニメと並べてある)にあった。ということで大人向けなのかと思ってみたが…
監督:Marc Roccoハリウッドの感動ドラマものの常套に「ここぞというところで華麗なストリングスの音楽で涙をさそう」というのがあるが、それがなければハリウッドの映画ってもっとよくなるのではないかと、ふと思った。大勢の人の目前で人を殺し、ガス室入…
監督:Quentin Tarantino一度見た映画で、「パルプ・フィクション」大好きなぼくなのだけど、以前みたときはあまり好きでなかった。今回たまたまテレビでやってたのを見て、放送禁止用語連発の場面は口とセリフが全然合ってないし(つまり吹き替え)、テレビ…
監督:Darren Aronofsky「ボストン映画祭」の上映作品のひとつを見た。主演(…いや助演か?)女優(エレン・バースティン)と監督の舞台挨拶あり。インディーフィルムの「π」をとった監督(ex居候と誕生日が同じことを今発見)の二作目となるこの作品、うー…
監督:Anthony Minghellaわりに賛否両論だったし、マット・デイモンがあまり好きでないので見ていなかった映画だったが、ビデオで見る機会があった。ずばり、おもしろかった。「破滅と転落」の映画で、決して根が悪者というわけではない男が半ば偶発的に犯罪…
監督:Bryan Singerなかなかに評判の良い、人気アメコミの映画化。登場人物がアメコミから出てきたかのような容姿で(特撮的にというより、元となる俳優の造形が)、特に主人公は、石ノ森章太郎か島本和彦か、というような熱血顔。また、空を浮遊しつつ目を…
監督:Tim Burtonぼくにはティム・バートンの作品ってなんとなく鬼門なのよね。頭では「これはぼくの好きなタイプだ」ってわかるのに、気持ちがついていかない。テンポが合わないのかも。このファンタジー・ホラーは、その点、テンポが常人っぽく小気味良く…
監督:Lasse Hallstrom日本で見た。ジョン・アーヴィングが自身で自分の小説を脚本化した作品。アーヴィング作品らしく(??)、人がどんどん死ぬが、これまたアーヴィングらしく、それが淡々と描かれている。テーマは堕胎なのだが、その是否ということは(当然…
監督:Tarsem Singhおもちろかった。アメリカでの評論家の受けは渋いけれども、それもひとえにプロット(「羊達の沈黙」系の猟奇スリラー)がおどろくほど凡庸だから。この映画の魅力はそんなところにはなく、シュールレアリスティックで美しい映像にある。…
監督:Abbas Kiarostami不勉強どえすが、これがキアロスタミ初体験。イラン映画ということで、泥臭いのを予想していたのだが、逆で、むしろずいぶんとハイカラな映画監督だなという印象をもった。(おそらく金持ちの)男が、テヘラン郊外の山で睡眠薬での自…
監督:森田芳光ネット恋愛の先駆けともいえる映画…かな? 1996年ということで、インターネットではなくパソ通が舞台で、「RT」なんて用語今時知らないひとも多いんじゃないだろうか。時の流れは早いもんです。で、きれいに撮れている映画で、小津の伝統とい…
監督:Milos Formanアメリカの有名エロ本、「ハスラー」誌の創刊者の壮絶な半生を描いたドラマ。多くが法廷でのシーン。描かれたフリント氏のいきざまはすごいと思ったけど、好みでいえばあまり生理的に好きになれない部分がある。それは、ハスラー誌のエロ…
監督:Norman Jewisonシェール、ニコラス・ケイジ主演のラブコメ(英語でいえばロマンティック・コメディ)。行き遅れたのを運のせいにするシェール、危篤の母親を元気付けるだけの目的でシェールに求婚する男、その弟で、事故で片手を失ったことで兄を恨む…
監督:Gus Van Santマット・デイモンとベン・アフレックが脚本を書いて、その内容の意外な良さに評判を呼んだ映画をいまさら見た。マット・デイモンはあまり好きな役者でないし、ロビン・ウィリアムズにいたっては思いっ切り嫌いな俳優の一人なのに、両者と…
監督:中原俊陪審員劇。ヘンリー・フォンダ主演の古典「12人の怒れる男」(1957年作品)のオマージュというかパロディー作品。オリジナルの「12人の怒れる男」は、陪審員11人が有罪に投票し、一人が無罪を主張してくいさがるところからはじまるが本作品は11…
監督:David Lynch少し前にみた作品だけど。「ツイン・ピークス」の映画以来、デイビッド・リンチのなんと5年ぶりの長編映画作品。見て第一に感じたのは「かわんねーなー」という、良い意味でのリンチ節。「ツイン・ピークス」をさらに不条理にしたストーリ…
監督:David Lynchデイビッド・リンチの2年ぶりの監督作は、前作「ロスト・ハイウェイ」がリンチの神秘主義が爆発した不条理作品だったの対して、えらくほのぼのしたドラマ。というか、こんなにストレートに「ふつう」のドラマというのはたぶん初めてだろう…
10年前に書いた映画感想文の備忘録的アップロード、第2弾。