車買った

車ゲッツ。2000年式フィアット・プント・カブリオ。車は当分いらんと思っていたんだけど…。どういう経緯で買うことになったか、記しておきたいと思います。

徒歩通勤のオレですが、その道中に小さな中古車ショップがあるんですね。元ガソリンスタンドだった場所らしいのですが、車8台ぐらいしか置けないスペースに、欧州車、しかも小型車中心が置いてあるんですね。品揃えがおもしろく、しかもわりと値段が手頃な車が多いんで、いつも見てたんですが…。

  • 6月20日(月):ちょっと気になるコンバーチブルの小型車が展示されているのを発見。わりに普通のラテン小型車という感じ、つまり日本車の小型車と比べてそれほど特徴的なルックスでもないんだけど、色が明るめのブルーという欧州車らしい色で、かつ幌車、しかも幌の色が黒ではなくてキャメル色というところにひっかりを感じた。しかも値札が68万円…て、手頃だ。
  • 6月21日(火):急にその車、フィアット・プント・カブリオが欲しいような気持ちになる。車は当分いらんと思っていたが、夏にゼミ合宿を企画しているんで、そのために車があったほうがええんちゃうか…とか、悪魔の囁きが聞こえてくる。しかもすでにボーナスが出ているので現金の手持ちはある。こわいわー。ネットでプントの情報を調べまくる。
  • 6月22日(水):秘密業務会議のときの雑談で車を話しをすると、同僚約2名が無責任に「買った方が良い」と勧めてくる。「適当なこと言わないでくださいよ!」と言いつつ、まんざらでもないオレ。
  • 6月23日(木):引き続きプントのことを調べる。5年落ちだし、故障しそうだし…。でも前の車、レッドどるやん号(92年式ゴルフII)で故障についての耐性はついているつもり。
  • 6月24日(金):辛抱たまらず、件の中古車屋の門を叩くオレ。試乗もさせてもらった。無段階変速オートマということで、発進時はちょっと重いかなと思ったぐらいで、特に感心したわけでも感動したわけでもないが、大きな欠点も見当たらず、てゆうか、5年落ちと言えど前のレッドどるやん号に比べると超文明的な車なんで、買う気持ちがかなり固まる。あと、若い店長が欧州小型車に熱意を持っているということが感じられたんで(オレが前の車が92年式ゴルフだったと言うと、「ゴルフ2の最終型ですね」とすぐ当てたのにも感心)、ショップ自体に好感を持ったということもある。あと、「プント」って名前がカワ(・∀・)イイ。

    実は、カブリオの他に、型がちょっとだけ新しい、カブリオじゃないプントもあった。そっちは、登録年度は同じなんだけど、型が一つ新しいので、さすがに洗練されて特に内装がカッコよく、気持ちが揺らぐ。が、ふだんそんな乗らないだろうからどうせなら遊び心がある車の方がいいよなということでやっぱりカブリオの方に決める。明日までに気持ちを固めて返事をするとショップに告げる。てゆうか98%ぐらいは気持ちがすでに固まっていたのだが。

    で、勤務先へ行き、共済の借金について問い合わせる。いちおう車買う現金はあるんだが、後々の計画があるんで、借金も視野に入れる必要があるのである。

    続いて駐車場の問い合わせ。近所に立体駐車場があるのだ。今のアパートのすぐ隣りにも屋外駐車場があって、そっちの方が安いと思うんだが、車買ってもふだんあまり乗らないだろうということと、古い年式の車は野晒しがけっこうこたえるという経験則と、幌は厳しい天候に弱いということを考えあわせて、高くても屋内駐車場の方が、長い目でみれば得だろうと考えたのである。駐車場は空きがあるそうなんで、これでプントを買う算段はすべて整った。ただし、駐車場がマンション内の私有地にあるということもあり、駐車場の契約に連帯保証人が必要で、しかも親族じゃないと駄目らしい。めんどくせー! その上、親が離れてるんで郵送しなきゃならず、時間かかるじゃねーか!
  • 6月25日(土):ショップに行って車の契約。「車検付き」の物件なので、これから車検を受けるということで、すぐの納車はできない。ドアに小さなへこみがあるというのと、前輪タイヤの溝がないことを指摘すると、それも全部タダで修理交換してくれるという。Yeah!

    その足で駐車場の管理会社へ赴き、駐車場の契約書類をゲット。親に連帯保証人になってくれないかと打診。快諾をもらう。その日の夜には契約書類を親にメール便で発送。
  • 6月30日(木):親から書類が返ってくる。その足で駐車場の管理会社に赴いて契約。金を搾取される。これもプントのためだ…。で、その足でショップに行き、車庫証明に必要な書類を渡す。
  • 7月7日(木):留守電にショップから車検終了、納車可能の一報。
  • 7月8日(金):納車。てゆうか、もちろん自分で取りに行ったんだけど。これで晴れてプント君が我が家に。ひゃっほう!

ちょっとだけ書くつもりが長くなってしまいました。以下がプント号の写真です。

↓垢ぬけなさと都会性が微妙なバランスで同居しているのがラテン車の良さではないかと思っております。このプントは特に明るい色の幌が絶妙なダサさを演出していて憎めません。
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↓幌を開けたところ。生意気にも電動で開閉します。別日誌にも書きましたが、先日空港にて、空港の駐車場を幌オープン状態で出庫したところ料金所のおっちゃんに「その車どこのメーカー?」と珍しそうに聞かれました。マイナーなのを喜ぶべきか悲しむべきか…いや、喜んだんですけどね、もちろん。
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↓後姿がカワ(・∀・)イイ!
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ということで、しばらくは無意味にドライブとか旅行気分が盛り上がることかと思います。

いじょ。