ブリーフ主義

突然ですが、オレはアンダウェア・パンツといえば、断然ブリーフ主義です。

ところが、最近、ブリーフの衰退には眼にあまるものがあります。売ってない店が多い。コンビニにも売ってない。え? コンビニで下着買うなって? いやだから買ってませんよ、売ってないんだから。で、オレはアンダウェアに金をかけないヘタレなので(やっぱりヘタレか)、こういう日用衣料はユニクロや無印に買いに行ったりするのですが、無印はいちおうブリーフを売っています。しかし、ユニクロは売っていません(ボクサーブリーフはありますが、これについては後述)。高級デパートに行けば当然ブリーフも売っていますが、心なしか売場が狭い。

なぜだ。オレはこう世の中に問いたい。

ブリーフというと、どうも小学校以下で履かされる、白ブリーフ(社会の窓つき)のイメージが強いのかもしれません。中学、高校となって、白ブリーフからトランクスに変える者が多いと思われますが、それは単なる下着の選択だけの問題ではなく、いわば独立心の芽生えのシンボルでもあるのではないかと。勝手に思っているのですが。

しかし、オレに言わせれば、トランクスなんて履けるかよ!と。もう、チンコ&金玉(以下、「チンコ玉」)の座りがめちゃ悪いじゃないですか、トランクスって。それも当たり前の話で、トランクスにはチンコ玉を包み込んでサポートするという機能は一切ないのであります。あれは、ズボンとチンコ玉が直接触れないようにする「布」に過ぎんのです。そのうえ、パンツ一丁であぐらかいたり足立てたりするとチンコポロリ(以下、「チンポロ」)したりするトランクス。下着としては最低レベルの機能ですよ。

その点、ブリーフはすばらしい。股間を包むそのデザインにより、いったん履けば、どんな姿勢だろうが、立っていようが座っていようが歩こうがあぐらをかこうが、チンコ玉がブラブラすることは一切ない。身もひきしまる。チンポロフリー。なぜこういう素晴しい機能を持つブリーフがこんなに人気がないのか。

上述したように、子供のときの「白ブリーフ」のダサいイメージがあるのかもしれません。しかし、大人向けのブリーフは当然白ブリーフではないですよ。もちろん社会の窓もない。トランクスほど柄の遊びはできませんが、シンプルな色デザインが楽しめ、見た目も概してシャープです。トランクスのさるまたっぽさとは無縁です。

で、最近はボクサーブリーフなるものが台頭していますね。あれはチンコ玉サポートという点ではブリーフと機能を共にするので、評価はできます。しかし! ボクサーブリーフというのは、ブリーフに脚の部分を少し足したものですが、あの脚の部分がうっとおしい。履いてて暑い。暑いうえに何の役にも立ってない。どういうことですか。なんでこれがブリーフより人気があるんですか。

どうも、ブリーフのビキニっぽい感じが恥ずかしい、あるいはゲイっぽい、そういう意識でブリーフが避けられる風潮があるような気がします。嘆かわしい。

ということで、最後にもう一度強調させていただきたいと思います。ブリーフは機能的に最高! 観ためもシャープ! ゲイっぽい? 上等じゃないですか。ゲイっぽいというのは褒め言葉ですよ。

ということで、世の中の衣料メーカーさん、もっとブリーフつくってください。選択肢が少ないんだよぉ!!!!!