iPhone妄想

「iPhoneは第6世代iPodじゃないよ!」アップル担当者インタビュー

確かジョブズもインタビューだかプレスカンファレンスで「iPhoneは新iPodではない」ではないと言っていましたが、ワールドワイドマーケティング担当のグレッグ・ジョズウィアックが改めてiPhoneiPodとは別のラインであると確認した形になっています。

まあ確かに、容量が4GBと8GBという、iPod nano並みの容量ですし、現在のビデオiPodモデルが30GBと80GBだということを考えると、新世代iPodと言うにはちょっとスペックの面で問題がありますね。

とはいえ、機能的に言えばiPhoneiPodの機能をほぼすべて含んでいるどころか、アルバムジャケットをめくって選曲できるCoverFlowや、本体を横向きにすると画面も自動的に横向きになる機能など、iPodを超えた部分があるのも事実。ディスプレイも、ビデオiPodの2.5inchなのに対して、iPhoneは3.5inchと、その差も歴然。音楽・映像専用ガジェットであるiPodが電話兼用ガジェットであるiPhoneより容量以外の機能が下なのはおかしいので、そうなると次世代ビデオiPodも同等の機能を備えるでしょう。特に、ディスプレイについては、iTunes Storeで映画の配信を始めた(USで)ことにより、より大型のディスプレイが必要とされるのは明白ですから、やはりiPhoneのようなタッチスクリーン大画面になるんじゃないかと予想されます。

しかしそうなると、iPhoneと似すぎてしまうというか差別化が明確でなくなるし、そのあたり難しいところですね。とまれ、次世代ビデオiPodがどうなるか、楽しみなところです。

一方、上記の記事にもあるとおり、iPhoneにはアプリのインストールなどは不可ということで、iPhoneを使ってプレゼンというオレの夢は打ち砕かれたわけですが(元々期待はしてなかったけど)、まあそれも当然でしょうね。携帯はキャリアとのからみもあるし、コンピュータに比べると客層の技術的知識も低いだろうし、そもそもソフト関係のトラブルがあったらキャリアの窓口での対応ができないでしょうしね。

しかしそうなると妄想したくなるのは、電話機能をはぶいてアプリケーション面で柔軟になった「マイクロMac」の登場ですね。iPhoneは組み込み用の特別なMac OS Xが使われているそうですが、そんなのがあるんなら、マイクロMac…というか、「Mac nano」の方がカッコいいか、そのMac nanoの実現も技術的には難しくないはずで。

そうなると、出張のたびに重いラップトップを持って行かなくても、小型のMac nanoを持って行けば済むし、プレゼンもできたりすれば、もう万々歳やね。

ただ、そうするとMac nanoはPDAということになってしまうけど、ジョブズが今更PDAを出すとは思えん…。といいつつ、妄想ひろがりんぐ。

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