キーホルダーに付けるUSBメモリを新調

唐突ですが,プレゼン・スライドを発表会場に持って行くのを忘れたことはありませんか? ぼくもさすがに学会発表などでスライドを忘れたことはありませんが,授業だと忘れることがあります。母艦でスライドを作成して,現場に持って行くノートブックPCにスライドを移行するために母艦からスライドをUSBメモリに移したにも関わらず,そのUSBメモリ自体を持参するのを忘れるとか。で,教室についてからスライドを持ってくるのを忘れたことに気づくと自分の研究室まで取りに戻るんですが,この取りに戻る時間がけっこう馬鹿にならなくて,授業評価で「先生が遅刻する」とか書かれるわけです。

そこで,USBメモリを絶対携帯し忘れないように,キーホルダーに付けることにしています。自分の研究室を出るときに研究室に鍵をかけるので,鍵を携帯することを忘れることはありえない。その鍵にUSBメモリを束ねておけば,USBメモリも忘れることは絶対ないという塩梅です。

ところが,鍵束というのは過酷な環境にさらされるので,弱っちいUSBメモリだとすぐにボロボロになってしまう。そこで,「ToughDrive」といういかにも強そうなUSBメモリを去年買ったのですが…しかし,それも駄目になってしまいました。ラバーに覆われた本体は大丈夫なんですが,キーホルダーを通す穴の部分もラバーなので,そこが弱く,亀裂がはいってしまい,キーホルダーに付けていてもぽろっと取れてしまうようになってしまったのです。下の写真で見ると分かると思いますが,亀裂が入ったキーホルダー穴をセメダインで何回も補修したんですけど…

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しかし,何回補修してもまた別のところから亀裂が入るので,「駄目だこりゃ」と言うことになり,買い替えを決意しました。このToughDrive,カッコいいんですが,上述のように思ったほど「タフ」じゃなく,そしてそのわりにすごく高いので,まったくおすすめできません。

で,代替を探していたんですが,最近のUSBメモリを見てもヘビー・デューティーを売りにしているものは全然ない。どれも小手先のデザインばかりで,いかにもすぐに壊れそうなチャチなものばかり。ちなみにぼくは上記のToughDriveの他に,タフを売りにしていないGreen Houseのメモリも使っているんですが,こちらはキーホルダーにつけているわけでもないのに一年でキャップが崩壊してしまい,そのチャチさにあきれました。

今市場に出ているUSBメモリにヘビー・デューティーを期待しても無駄だと悟ったので,「タフだけど高いメモリを所望する」という考えを捨て,廉価メモリを買いました。台湾のpqiフラッシュメモリ。生協で1GBで980円。安っ! これだけ安いと,「1年後にボロボロになってもまた買い替えればいいや」と割り切れます。

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しかもこれが意外に悪くない。そこそこの耐久性もありそうだし,シンプルなデザインも悪くないし,読み書き速度もそんな遅くない。今まで高いメモリ買っていたのが馬鹿馬鹿しくなりました。

キーホルダーに付けて1年持つかどうかわかりませんが,駄目になったらまた買います。

おわり。