少し前，新聞サイトに掲載されていた真っ白な髪の毛の緒方拳の写真を観て「老けたけど服装は若いなあ（笑い」などと思っていた（今思うとドラマ「風邪のガーデン」のプロモーションだったのだろう）のに，突然の訃報で驚きました。緒方拳の映画で観ていない映画は恥ずかしながらたくさんあるのだけれど，ついこのあいだ観た（しかもアメリカで）「復讐するは我にあり」がとにかく強烈で，とにかくまあすごい人だと思っていたところでした。
公式ブログを観ると，食事の写真日記が中心で，逆に，緒方拳という人間の「生」が感じられて生々しい。しかも今になって思えばおそらく闘病していただろうと思しき食事内容で，そこがまた悲しい。
ごくつたないアマチュアの映画感想文ですが，ここに書いた「復讐するはわれにあり」の私的感想文をもってして別れの言葉として捧げたいと思います。
