iPhoneのすごさ…ネガティブ編

iPhone…恐ろしいガジェットです。このマシンはスマートフォンとしても、PDAとしても、出来ないことが多すぎる。それでも、「出来ること」が妙に楽しいので暇さえあればひたすらiPhoneをさわってる自分がいます。

何がそんなに楽しいのかと問われれば、いまいちうまく説明できません。具体的に書いても、おそらく「そんなことだったら××でも出来る」(××にはお好みの携帯、PDA、ミニノート、UMPCなどを入れてください)と言われてしまうでしょう。かく言うぼく自身もiPhoneの楽しさの源がどこにあるのかよく分かってません。と言うことで、まずは、今すぐにでも指摘できるiPhoneの決定的な欠点ベスト3を挙げておきたいと思います。

  1. ファイル編集が出来ない。
  2. コピペが出来ない。
  3. フラッシュに対応してない。

まず1.に関してですが、MSオフィス書類、Apple謹製ファイル(Keynoteなど)から、Google Docまで、一通りの書類を(あくまで簡易的ではありますが)オープン出来るiPhoneですが、これら書類の編集は一切出来ません。もうこの時点でiPhoneがモバイルPCの代替にならないのはあきらかです。全然だめじゃん! まあ、実メモリが128MBとも言われるiPhoneが肥大化したオフィスアプリを扱うのは並み大抵のことではないとは思うのですが、とりあえず急しのぎとして、せめてGoogle Docに対応してほしいと思います。

2.「コピペが出来ない」…これについてはそれはもう腐るほど言及されており、Appleの耳に届いていないわけはないので、そのうちに実現するのは間違いないと思われます。とりあえず現時点では、そもそもファイル編集がほとんどできないので、コピペが出来なくてもさほど不便とはいえないんですが、でもまあやっぱりあったほうがいいですよね〜。

最後に3.「フラッシュ未対応」…これも散々言われていることですが、実は企業サイト以外ではあまり影響はありません。しかしたまに企業の商品を調べるのに企業サイトにアクセスしたいと思うこともあるわけで、そういう場合はフラッシュ対応していないのは困ります。

このなかでいちばん最初に対応してくれそうなのが「コピペ問題」でしょう。iPhoneのソフトウェアアップデートだけで対応出来るだろうし、技術的に困難ということもないだろうから、あとは実装の詰めだけだろうと勝手に思ってます。ちなみに、フラッシュもアドビ側の対応は終わっているらしいのですが、Apple側がまだ首を縦にふらないらしい。このあたりの対応がAppleらしいというか、凡人には計り知れないところですね。凡人の企業なら、コピペにしろフラッシュにしろ、「重要な機能なんだからとりあえず不細工にでも対応しておけ」というところなのですが、Appleはたとえ必要性が高い機能でも納得できない実装なら実装しないという、恐るべき高飛車さ。おまえは人間国宝の職人かという感じですね。(人間国宝の職人さん、すみません)

というわけで、以上、iPhoneの欠点ベスト3でした。正直、この他の欠点は小さなものばかりなんで、上記3つの欠点が解消されたら、ほぼ無敵と言えるでしょう。

ではiPhoneの長所とは?…これについては、まだまだ謎が深いので、そのうち思いついたら書きたいと思います。