GWのきろく

うーん、いかんなあ。そんな猛烈に忙しいというわけでもないのだけれども、そこそこの忙しさがあり、どうも最近ウェブサイトの更新が御無沙汰になりがちです。ウェブサイト更新持続の秘訣は、あまり気張らないこと。というわけで、ゴールデンウィークの記録をテキトーに、写真にコメントをつけるぐらいの感じで。写真はiPhoneで撮ったのでクォリティー的にいまいちですが。

初日:5/2(土)

午前4時起床、5時出発。政府の景気対策で土日祝日高速料金1000円均一(都市高速除く)実施中なので、いつものように深夜料金半額をねらって4時までに高速に乗る必要がない反面、GWと高速1000円の余波で渋滞が予想されるので、5時という早い時間の出発となった。

6時ごろ?京都南から数キロ渋滞。しかしそれ以外の目立った渋滞はなし。車の数は多いけれども。名神は愛知にて渋滞が予想されるので、それを避けて北陸道へ。

北陸道はやはり渋滞とは無縁。てか、渋滞予想を調べていて思ったのだが、渋滞が激しいのは結局関東首都圏起点のコースばかりではないのか。関西起点の渋滞情報って実はあまりない。

北陸道では、徳光PA(パーキングエリア)で休憩。最近のPAはなかなか侮れない。この徳光PAもSA(サービスエリア)にまけない施設。なんといっても海岸に面している!

しかも海岸に降りることができる。しかもその先には出島みたいなところもあり。

上越ジャンクションから上信越道長野方面は昼前の段階でけっこう混んでいるみたい(なんせ片道一車線区間が断続的にある)なので、上越ジャンクションのつぎの上越?田とかなんとかいうインターチェンジでおりて下の道で行く。結果的には成功。下の道は渋滞は一切なかった。ということで、今回の500kmの旅で渋滞があったのは名神の滋賀あたりでちょっと詰まっていたぐらい。ちなみに名神も西方面はけっこう混んでいた。

昼過ぎには山荘に到着。

5月にここに来るのは初めて。過ごしやすい気候の中、新芽が吹き出す頃でとてもさわやかで良い。

秋に設置しておいたネズミとりの毒エサは、ひと袋を除いて見事に食べられて空にになっていた。大昔うちの親が設置したときはあまり効果がなかった(あまり食べてくれなかった)のに、こんなに効果あるとは驚き。毒エサ以外の食料を一切残さなかったのが良かったのかもしれない。ネズミの亡骸はみあたらないが、気配も感じない。山荘のネズミは小さくてかわいい野ネズミなのだが、朝方バタバタ走り回ってウルサイ(静寂のなか不定期にバタバタバタッと音がするので寝ていてもビクッとする)のと、食害が目に余る(特に布団を齧られるのが困る)ので、駆除することとなった。合掌。

最近まめに山荘を訪れているのでだいぶ人間が過ごしやすい山荘になった。5月はこのあたりではまだまだ初春なんですね。梅や桜が今咲いている。山々の緑もまだまだこれから。山荘のまわりは落ち葉だらけなので、秋と見紛うところだが、控えめな新緑と、絶え間ない小鳥のさえずりが春を感じさせる。そう、とにかく小鳥が多くてびっくり。夏はこんなに小鳥は見ないように思うが、おそらく、夏は小鳥がいないのではなく、緑がうっそうとしているので視認しづらいということなんだろう。


2日目:5/3(日)

二日目は、七輪買って焼肉パーティー。二人きりのパーティー。七輪は楽しいね。立食だったので落ち着かなかったけど。あと、スーパーの寿司が半額だったので同時に食したが、焼肉と同時だと寿司のありがたみが減衰するね。

写真は豚トロの脂で炎上する七輪。

3日目:5/4(月)

夏の山荘は自然のパワーが強すぎて人間が圧倒されるが、春先は虫も植物もまだまだこれからなので、自然とのつきあいがしやすい。

ということで、とにもかくにも伐採作業。もう、これからは、積極的に欲しいと思う木以外はばんばん刈ることにした。自然のまま生やしていると、競争が激しくて、その結果木々が折り重なって、ことごとく地を這うように曲がりくねって育ち、ちっともまっすぐ上に育たないからだ。いちおうもみじと桜を優遇し、他は刈った。桜は生命力が強いらしく、群生して桜どうしで熾烈に争ってぐにゃぐにゃに伸びているのでいるので少し間引いた。またそのうち整理の必要がありそうだ。

一方、スーパー同居人ちゃんは色々なもの(山荘の不要物から落ち葉まで)を燃やすのがライフワークに。写真はスーパー同居人ちゃんの焚き火の舞。積年の落ち葉がだいぶ減って庭がきれいになった。

4日目:5/5(火)

予想通りだがシゴトが進まない。外を眺めているとすぐに草刈りや木を切ったりしたくなる。しかしそれにしても雨が降って寒い。

最終日:5/6(水)

本日帰宅。山荘を閉めるための掃除をしていたら押し入れにネズミの亡がらを一つ発見。毒エサのすぐそばで。最後の最後にネズミの亡がらかよ! と思いつつ、新聞紙などを使って窓から外にポイッ。食料の少ない冬に死亡したと思われ、身体も小さいネズミの乾燥した死体なので、腐敗などは特にしていなかったが、けっこうまだ原型をとどめていた。かわいそうに。って自分が毒エサ設置したんだけど。合掌。しかし、おかげさまで今回は、未明のネズミの大運動会はまったく聞かれなかった。

さて、気を取り直して午後3時ごろ、車で出発。渋滞のピークは昨日らしいので、心配はしていない。

途中、小布施の近くにある立ち寄り湯へ。あのへんは小さな温泉地がたくさんあるのだが、今回行ったのは「山田温泉」…

の、大湯。

300円。せっけん・シャンプーなどはない。たいへん味わいのある建物(しかしそれほど古くはない)、檜の浴槽で、湯も最高! ナトリウム塩化温泉だけど、塩っぽい感じはそれほどなく、かすかな硫黄臭が「火山」っぽさを漂わせている。湯の花も大量。源泉が68度なので加水してあるが、それでもメインの浴槽「あつ湯」はほんとうに熱い。肌に刺すような刺激がたまらない。横には小さな「ぬる湯」の浴槽もあり、交代で入るのもいいと思う。建物に味もあるし、湯はパンチが効いているし、300円だし、最高でした。

その後、普通に中央道から名神を通って帰りましたが、渋滞箇所は皆無。マスコミに出ている「渋滞報道」って結局関東の渋滞がほとんどなんだよね。関西で良かった。

いじょ。