昨年1年間アメリカにいて驚いたことに,アメリカにおいてクラフトビールの大ブームが到来していて,ものすごい数の小規模醸造所(マイクロブルーワリー)が存在し,ものすごいレベルの高いビールが大量に出回っているという事実でした。特に西海岸のクラフトビールは非常にレベルが高い。
おかげで渡米中にビール飲みすぎて体重増&体調不良になり,大々的に減酒した結果痩せて健康になったという,マイナスなんだかプラスなんだかよく分からない効果があったわけですが。
しかし日本に帰国してこれまた驚いたことに,日本でも,アメリカほどではないけれども(なんせ西海岸ではパブに20種類以上の生ビールが置いてあることも珍しくない!),地味にクラフトビールが普及しているんですね。もちろん日本でもクラフトビール自体は昔からあったわけですが,高かったり,気軽に入手できなかったりという時代が長く続いていました。しかも暗黒の発泡酒&雑種ブームで,クラフトビールどころか普通のビールも端に追いやられる始末(涙
ところが1年間日本を留守にしていた間に,スーパーやコンビニでもクラフトビールが買えるようになっているではあーりませんか!しかも,スーパーやコンビニでクラフトビールが陳列されるようになっただけでなく,値段も200円代に抑えられたものが増えたし,しかも,うまいビールが増えた。素晴らしい。
ということで,現段階でのσ(゚∀゚ )オレ的お気に入りビールの羅列です。あくまで比較的入手容易でリーズナブルなビール。
【キャプテンクロウ エクストラペールエール(OH!LA!HO BEER 長野県東御市)】
同僚に教えてもらった,ホップの香り豊かなIPA系ビール。アメリカのトップクラスのクラフトビールに近い風味,かつアメリカの輸入ビールよりずっと安い。素晴らしい。今イチオシ。
キャプテンクロウ・エクストラペールエール 350ml お試し4缶セット
- 出版社/メーカー: オラホビール
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【軽井沢ビール クリア(軽井沢ブルーワリー 長野県北佐久郡軽井沢町)】
さっぱりしているものの,「ライトビア」の一言では流せない味わいとホップの香り。価格も250円前後と,「普段使い」には重宝するビールです。軽井沢ビールは色んなバリエーションがありますが,σ(゚∀゚ )オレ的にはクリアが最強。なお,「軽井沢高原ビール」とは別。
【よなよなエール(ヤッホーブルーイング 長野県北佐久郡軽井沢町)】
お馴染み,「入手しやすくお求めやすくうまいクラフトビール」の草分け,よなよな。周りのレベルが上がって競争が激しくなると先達が霞むものですが,まだまだ後発に負けていません。ホップのフルーティーさを持ちつつ,若干濃厚。
- 出版社/メーカー: ヤッホーブルーイング
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以上,長野県のビールばかり。長野県恐るべし。
【ホワイトエール(木内酒造 茨城県那珂市)】
ベルギー系ヘーフェヴァイツェン系のビールはかなり以前から(下手したらエール系よりも)出回っていましたが,正直あまり好みのものに出会えず。そんな中,σ(゚∀゚ )オレ的に「これだ!」と思ったのはこいつです。日本酒も出している酒造のビールだそうですが,酸味がありつつまろやかでとても美味です。若干高いですが,オススメ。
茨城県 常陸野ネスト ホワイトエール 缶 350ml 24本 1ケース 地ビール(クラフトビール)
- 出版社/メーカー: 木内酒造
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【シークヮーサーホワイトエール(ヘリオス酒造 沖縄県名護市)】
しかし喉が渇いているときはこれ! その名の通り,シークヮーサーが入っているヴァイツェン系ビールですが,まあ,シークヮーサーが入っている時点で邪道というか,ほぼカクテルの領域じゃねーの?という気がしないでもないですが,この爽やかさ,柑橘の香りは喉が渇いているときは堪えられない。そしてカクテルと違って,当たり前ですが甘くない。日本が生んだオリジナルホワイトエールとしてはもしかしたら最高峰なのでは?と思ってしまいます。
シークワサーホワイトエール 350ml 缶 350ML 1本
- 出版社/メーカー: ヘリオス酒造株式会社
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他にも色々あるかと思いますが,とりあえず今のお気に入りはこんなところで。ほんと,悪夢の発泡酒全盛時代を乗り切って,良い時代を迎えたものです。涙ちょちょぎれます。