2006-12-02から1日間の記事一覧
警察・機動隊の現場の混乱、無様さをほんのちょっとであるが描いた点では評価できるが、「そんな現場でも俺だけはまともだったけどな」という主人公(=原作者)には覚める一方。覚めた、突き放した視点で人間の暗部をえぐりだせる可能性を秘めつつも、結局…
同時に観た「黄泉がえり」と、荒唐無稽さでは同じレベルなのに、笑ったり突っ込み入れたりお茶を入れに席を立ったりした「黄泉がえり」と違い、「CURE」は一時も目を離せない。絶望的ラストに納得できないが、非常に優れた映画。
全編ベタベタなシュガーコーティング。そして草なぎ役の主人公の偽善者ぶりにあっけにとられる。大体待ち合わせ場所が野外コンサート会場って、もっと分かりやすい場所で待ち合わせろよ。トンデモ映画。
傑作「たそがれ清兵衛」を薄めた感じ。山田洋次なので並の駄作よりはずっと上だけど、山田洋次レベルを考えると★★。
脚本のクレバーさに敬服。映画の「ファンタスティック・フォー」の5万倍良い。
角川ってやっぱり駄目だなあ。あらゆる意味で。
ごめんなさい。生活の時間の配分の都合上、映画感想文にかける時間はどんどん縮小してます。いっそやめてしまうべきなのですが、たま〜に一言言いたくなるときがあります。ということで、今後は観た映画(といってもほとんどはDVDですが)の100字感想文を書…