2008-06-12から1日間の記事一覧

昼下がりの決斗(Ride The High Country)(1961) ★★★★

サム・ペキンパーのデビュー作。ジョエル・マクリー,ランドルフ・スコット主演の西部劇。イーストウッドがオスカー作「許されざる者」で描いた「年老いたガンマン」の先駆けのような作品…といってもこちらはアウトローではなく,「一銭にもならない,清く正…

ビリー・ザ・キッド 21歳の生涯 (Pat Garrett and Billy the Kid) (1973) ★★★

「ワイルド・バンチ」(1969),「わらの犬」(1971),「ゲッタウェイ」(1972)などの代表作に続くペキンパー監督作品。ペキンパーにしては(失礼)画がとても美しく,ペキンパーにしては(失礼)かなりスタイリッシュ。前年の「ゲッタウェイ」もスタイリッシュ…

シェーン (1953) ★★★★

西部劇の名画を今更ながら初鑑賞。「過去を持つ流れ者が,ならずものに悩まされる開拓者のもとを訪れ,何の見返りもないのに手を貸す」という,「七人の侍」「用心棒」などの黒澤作品や,イーストウッド/レオーネのリビジョニスト・ウェスタンで良く使われる…