2009-01-08から1日間の記事一覧

セロニアス・モンク ストレート・ノー・チェイサー (1988) ★★★★

60年代後半の、いつものクァルテットではなく、オクテット編成でのヨーロッパツアーの映像を中心としたジャズ・ピアニスト、セロニアス・モンクの伝記ドキュメンタリー。エグゼクティブ・プロデューサーはクリント・イーストウッド。セロニアス・モンクはお…

ジェリー (2002) ★★★

ガス・ヴァン・サント監督、マット・デイモン、ケイシー・アフレック主演(というか二人しか出ていない)の実験映画。美しい映画だけれど、プロットに深みがないので、のめりこめない。プロットに深みがないといっても、俳優二人の会話はほとんど即興なんだ…

プレステージ (2006) ★★★

「メメント」「ダーク・ナイト」のクリストファー・ノーラン監督。主演はヒュー・ジャックマン(Xメンのウルヴァライン)、クリスチャン・ベール(「バットマン・ビギンズ」「ダーク・ナイト」)。二人の天才マジシャンの公私にわたる、騙し騙されの奇想天外…

恋とスフレと娘と私 (2006) ★★★

ダイアン・キートン、マンディ・ムーア主演の母娘モノのロマンティック・コメディ。かなりの駄作。といってもこのジャンルの中では平均ぐらい?結婚を過剰に心配する母親とそれに反発する娘の話だが、とにかく若作りな母親のキャラが痛すぎる。ダイアン・キ…

街のあかり (2006) ★★★

アキ・カウリスマキ監督。感情表現も社交も下手で仕事も冴えない駄目男が詐欺女にまんまと騙されるが、騙されてもなお未練が残り…という話。恥ずかしながらカウリスマキ監督作品を観るのは初めてだが、びっくりした。え?これで終わり?!って。人間ドラマな…

花とアリス (2004) ★★★★

岩井俊二監督、蒼井優、鈴木杏主演の、一風変わった思春期の恋愛を描いた作品。とにかくリアリズムとファンタジーの絶妙なバランスが素晴らしい。特に、よく言われるように、蒼井優の演技が素晴らしい。離婚したお父さんと久々に会ったときの蒼井の二度の「…

コマンダンテ (2003) ★★★

オリバー・ストーン監督がフィデル・カストロに密着取材したテレビ向けドキュメンタリー。カストロってやっぱり愛嬌あるなあと思った。いわゆる共産・社会主義系の独裁者にはない包容力が感じられる。でも、テレビ向けということで、ドキュメンタリーとして…

チーム・アメリカ (2004) ★★★

サウスパークのトレイ・パーカー&マット・ストーンによる、傍若無人な「世界警察」、チーム・アメリカと金正日率いるテロリスト軍団の闘いをマペットで描いた活劇コメディー。思ったより普通。マペットとセットと撮影のクォリティーが高すぎて、意図した「マ…