腰痛日誌 (2)

って,別に「日誌」じゃないか。

せっかく良くなりつつあったのに日曜の出張で悪化した腰痛。その後ちっとも好転せず,もう木曜日。そしてもうすぐ発症して一ヶ月。「もしかしてヘルニア?」とか思うと足が痺れているような気にもなりました。

とりあえずこれは病院行くしかないということで,本日出勤前に近所の整形外科に行ってきました。当然のことながら待合室は老人でいっぱいで,なんとなく気分もブルーに。

さて,診察ですが,問診,触診,レントゲンを経た先生の結論としては「ヘルニアとかではなく,おそらく筋肉性の普通の腰痛でしょう」とのこと。良かった! ヘルニアは背骨の間隔が小さくなって生じるのだそうですが,ぼくの背骨は特に異常もなさそうで,間隔も広いし,触診も特に症状はないし,大丈夫だろうと。

で,いろいろと腰痛について学びました。

  • (一般的な筋肉性の)腰痛は,同じ姿勢を続けたりすることによって背筋がこわばって固くなることによって起こる。(ギックリ腰はたぶん,こわばった筋肉を急激に動かすと起こるのでしょう)
  • よって背筋をほぐすと良い。
  • 背中を反る姿勢は背筋にとって良くない。
  • 人間の背中はぴんと背筋を伸ばすと実は背中が反る。腹筋に力を入れて,お腹を引っ込めるようにすると背中が反らなくていい。
  • また立っているときに足を軽く上げてどこかに乗せると背中が反らなくて良い。
  • 人間の背中は仰向けに寝ると臀部と肩が接地して,背中がアーチ状に反ってしまう。仰向けに寝るときは膝を立てると背中が接地して良い。
  • 横向いて寝ると背中が反らなくて(丸まって)背筋の負担が減って良い。
  • 椅子に座るときも,足を台の上に乗せると自然に背中の反りがなくなって良い。

などなど。「背筋はぴんとすればするほどよい」と思っていましたが,そうじゃないんですね。かといって背中を丸めるのも良くない。「背中を反らせず,丸めもしない」ためには,基本的に,腹に力を入れるか,足を少し上げる姿勢にすると良いみたいです。勉強になるなあ。

とりあえず,今まで背中がピリッと痛むと「背骨が神経を挟んでいるんじゃなかろうか」と戦々恐々としていましたが,「要は筋肉痛だから」と思うとすごく気が楽になりました。

病院では内服薬と軟膏を処方してもらい,まだ内服薬も2回しか飲んでいませんが,気が楽になったせいか,薬のせいか,それとも病院でもらった,モデルのレオタードと髪型が古い「腰痛体操」の冊子を実行したせいか,朝とはうってかわって症状が軽くなりました。ドクターありがとう!