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アウェイ・フロム・ハー 君を想う (2006) ★★★★

監督:サラ・ポーリー、主演:ジュリー・クリスティ、ゴードン・ビンセント

アルツハイマーが進行する妻と、まるで中学生男子のように妻を献身的に愛そうとする元プレイボーイの夫。未練たらたらに妻を施設に送るのだが、30日間の面会禁止期間を経て喜びいさんで会いにいった妻は、自分を忘れているだけでなく、なんと他の患者と親密な関係になっていた!

非常にゆったりとした、それでいて心地よいテンポで進む、美しい映画。役者さんも皆素晴らしい。しかし、あっと驚くどんでん返しが。うーん、これをどう考えるか…。ぼくは、「えっ、それはちょっとヒドいんじゃ…」と思ったが、現実とはえてしてこのように残酷なものなのかもしれない。フィールバッドともフィールグッドとも言い切れない、この微妙すぎるエンディングに、監督の小さな悪意を感じたのはオレだけだろうか(ネタバレ解説:映画を観る予定の人は読まないでください)。