イヤホンあれこれ

なんか最近耳の中の形が変わってきたのか(?)、あるいは冬場の寒さと乾燥のせいなのか、iPod shuffleの純正イヤホンがオレの耳に合わなくなってきました。なんか歩いているとポロッと落ちちゃうんだよね。

ということで、実は意外にイヤホン持ちであるオレ(しかも安物ばかり)なので、手持ちのイヤホンをあらためて色々試してみました。ついでに簡単にリビューなど。オレはそんなに音にうるさい方でもないので、リビューは適当です。それから、オレは徒歩通勤なので、あまり遮音性とかは重視してません。以下、あくまでiPod shuffleとの相性。

・純正イヤホン
これは実は悪くないんですよね。iPod miniと純正イヤホンとの相性は今いちだったように思うけど、shuffleと純正イヤホンの相性は悪くない。素直な音が出ます。イヤホン買い替えたいなら、5000円程度の出費では純正イヤホンと比べて特別良くなるということはないでしょう。

KOSS the plug
一部で人気のある個性の固まりのようなイヤホン。オレはドイツの空港で買いました。重低音ならどんなイヤホンにも負けない。でも中音高音は重低音におしつぶされる形ですので、全般的には最悪に音が悪いと言えるかも。遮音性は最高。イヤホン改造マニアに人気があったりするらしい。そして安い。

Sennheiser MX 500
割りに評判の良いイヤホン。素直な音ですが、今ひとつ特徴というかパンチに欠けるかも。正直、純正イヤホンから買い替えるほどの魅力はないと思う。てゆうか、純正イヤホンの音の方が好き。あと、今のオレの耳には合わず、歩いていると取れてくる。トホホ。

Audio Technica ATH CV5
オーディオテクニカは色々な、個性のあるイヤホンを出していて、これもその一つ。なんとイヤホンが振動するというバイブレーション・イヤホン! 意味があるんだかないんだかという感じです。音は、なんだか低音に強そうなイメージとは裏腹に、それほど低音は来ない。中音中心、カチャカチャとなんとなくメカニカルな感じの音(?)です。こもり気味の音だったiPod miniとの相性は悪くなかったと思いますが、素直な音のiPod shuffleで聴くとちょっと低音のパンチ不足かも。おもしろい音だし、何よりデザインは最高にクールなんだけどね。

Audio Technica ATH C-601
オレの耳なんで、説得力ゼロですが、このイヤホン、安いけどけっこう良いと思いました。shuffleとの相性は悪くなく、純正より気持ち立体感があり、低音も純正と同レベルまたは若干パンチがあるような気がして、一時期使ってました。

Panasonic RP-HJE50
これは日本の空港で買った。空港に行くとなぜかイヤホンを買ってしまうオレ。

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パナソニックのカナル式イヤホンということで、一部で「パナル」と呼ばれている品。カナル式は、徒歩だと、イヤホンのコードと服が擦れる音がうるさいので避けていたんですが、ふつうの非カナル式が耳に合わなくなってきた(耳から落ちてしまう)ので、カナル式に再挑戦しようと引っ張りだしてきました。

カナル式としては安価で、カナル式らしく低音がよく出るし、素直な音だと思います。これといって特徴もあまりないですが。

Apple インイヤー式ヘッドフォン
こいつが問題なんだよな。

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この、Apple製カナル式イヤホン(通称「アナル」←本当)、音は、Appleのデフォルトのイヤホンの素直さを引き継ぎつつも低音がより効いていて、まあ、割りに良いと思うんですね。で、何よりルックスがカッコいい。

しかし!!!!

これ持っている人なら分かると思いますが、これは耳に入れるのがすごくむずかしいイヤホンです。正確にいえば、良い音が鳴るようにきちんと耳にはめるのが難しい。このアナルが「安もんのイヤホンより音がしょぼい!」と言う人は間違いなく耳にちゃんとはまってません。ちゃんとはまればカナル型のイヤホンでもかなり低音が強い音になります。

で、うまく音が鳴る「耳へのはめ方」のポイントを見つけるのも易しくないのですが、そのポイントを見つけたとしても、それを維持するのが困難という致命的な欠点があります。つまり、歩いたりすると、イヤホンがはずれてきて、良音ポイントからどんどんはずれて行くのです。そして数メートル歩いただけで悲惨な糞音に。

まあ、人の耳の形は色々ですし、「オレはちゃんとはまるぞ」と言う人もいるでしょう。でもオレは駄目。一応イヤーパッドは大中小、3種類付属しているので色々試してみました(右と左を異なる大きさのパッドにするということも試しました)が、結論としては、ダメポ_| ̄|○ 使用を断念せざるを得ませんでした。大体、見た目は個性的でカッコ良いけれども、このイヤーパッドの形は間違ってるだろ。この逆すりばち状じゃはずれやすいのも当然であります。

・パナルとアナルの合体
しかーし! 結論から言うと、現在のオレの常用イヤホンはこのアナルなのです。え?耳からはずれてしまうんじゃないの?使用を断念したんじゃないの?とお思いでしょう。実は、オレはこのアナルのイヤーパッドを、上述したパナルのイヤーパッドに交換して使う方法を思いついたのです(って他にもやってる人たくさんいるだろうけど)。

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どうです。見てくれ台無し。でもねえ、耳にはちゃんとはまるし、ずれ落ちたりもしないんですよ。音もApple純正イヤホンの素直な音+低音という感じで、良い感じです。

ということで、今はこれを常用してます。カナル型の欠点である「コードと衣服が擦れる音」も、上着のファスナーとこすれないように注意するとか、内ポケットにshuffleを入れるとか、そういう工夫で軽減しています。

以上、長々と書いたけれども内容は今いちつまらないイヤホンあれこれ話でした。