相変わらず毎日意味のない妄想をしては車のサイトやメーカーのサイトを見て回っています。さて、前回「新車で200万代という価格帯でクルコン(クルーズ・コントロール)が付いて来る輸入車はこのシトロエン C4ぐらいのもの」と書きましたが、他にもありました。それはフィアットのグランデ・プントの上位車です。グランデ・プントはコンパクト大衆車なので、上位車でも車両価格が新車で200万超える程度なんですが、それにクルコンを付けてくれるのは良いですね! あと、MINIはオプションでプラス5万円弱でクルコンを付けられるようです。
クルコンが欲しいのは、前も書いたように、夏場に日本半周ぐらいの勢いで高速を大移動するからです。ぼくは高速でそれほどスピードは出さないのですが、それでもアクセルから足を離すと当然減速していってしまいます。だから常時アクセルを踏まなければならないのですが、だからといって踏み込みすぎるとスピードが出過ぎるし、スピード出過ぎない程度に、スピードが落ちない程度に、緩〜い力でアクセルを常時踏み続けなければならないわけですが、これを何時間も続けるのってけっこうしんどい。さらに、スピード維持に飽きてたわむれにアクセルを踏み込んでスピード違反の切符を切られる危険をおかすこともあるかもしれません。クルコンがついていれば、ブレーキさえ気をつけていれば足を休められるし、たわむれにスピードを上げることもないでしょう。
ちなみに、話によると日本車のクルコンは自主規制で最高時速100キロまでしか速度を設定できないそうです。輸入車はそういう自主規制はしていないらしい。もともと輸入車が好きなぼくですが、クルコン的にもますます日本車から遠ざかってしまう次第であります。
さて、誰からも問い合わせはありませんが、しつこく欲しい車の話を続けますと、条件として以下のようなものがあります。
- 絶対はずせない条件
- 後ろ姿が良いこと
- 満たしていることが望ましいが他の条件次第では目をつぶる条件
- キャラクターがある
- クルーズコントロールが付いている
- 200万を切っている
- でかすぎない(住んでいる近辺は狭い路地が多いので)
現在の候補は以下の通り…って、前も書きましたが今回は写真を。写真は適当な中古車販売の写真から勝手にとってきたものです。勝手に取って来てごめんなさい。なお、MINI以外は試乗したことないので、乗り心地に関しては憶測に過ぎませんので悪しからずご了承くださいませ。
現行フィアット グランデ・プント。1400cc。新車で200万ぐらい
良い点:
- 上位車種はクルコンが付いてくる
- 新車・上位車種でも車両価格が200万ぐらいというリーズナブルな値段
- 後ろ姿のデザインがすばらしい
ひっかかる点:
- フロントのデザインがあまり好みじゃないんだよなあ
- 1400ccだし、遅そう
- デビューして間もないので中古車市場にタマ数が少ない
- 前の車がプントだったので、グランデが付くとはいえ違う車に乗りたいという気がしないでもない
現行シトロエン C4。1600ccか2000cc。新車で200万前半〜
良い点:
- クルコン標準装備
- 後ろ姿の曲線がカワ美しい
- フロントもけっこう良い
- ふんわりとした乗り心地が素晴らしい、らしい
- 新車価格価格でまあまあ手頃
- インテリアがシトロエンらしく奇抜らしい
ひっかかる点:
- 2000ccだと新車で200万代後半になる
- デビューして間もなく、人気もないので中古車市場でタマがない
- ヴィッツやフィットと多少イメージが重なる部分もある(※追記:今思うと全然そんなことない。むしろグラプンの方が…)
ミニ・コンバーチブル。1600cc。新車で300万ぐらい
良い点:
- ミニでコンバーチブル! マッチ箱か人生ゲームの駒のようでカワイイ!
- オープンでの開放感は最高っぽい
- 重くて小さいステアリング、重いアクセル、かっちりとした乗り心地が個性的で楽しい。BMWになってドイツ車っぽくなったミニもまた良し
- 新車ならオプションでクルコンを付けられる(※追記:新車じゃなくても後付けできるらしい)
ひっかかる点:
- 高い。しかも300万する車に見えない。
- コンバーチブルは出て間もないので中古車市場にタマ数が少ない
- しかもこの車なら絶対マニュアルが欲しいのに中古車市場のMINIはほとんどがAT
- しかも人気車なので中古車価格も高い
- ミニ・コンバーチブル自体はあまり見ないが普通のミニなら街中たくさん走っていていてフツーっぽすぎる
- 乗り心地の良さとは対極にある車。クルコンが付いていても高速の長時間運転がしんどそう
サーブ 9-3カブリオレ。2000cc。2000年前後。100万前半〜後半
良い点:
- サーブ、カブリオレ、赤または黄または白! カッコ良くてレアな感じ! サーブは寒冷地北欧の車なのに、赤や黄のカブリオレとなるとなんだかラテンぽくなるのがおもしろい。さらに2000年前後のサーブのデザインはレトロモダンでかっこいい
- 価格が2000年式前後で100万代前半とリーズナブル
- 航空機会社という出自を表現したようなインテリアデザインが個性的
ひっかかる点:
- リーズナブルとはいえ、7年落ちの車に150万払うのはいかがなものか
- GMの子会社になっていることもあり、アメリカではけっこう売れているサーブも日本ではさっぱり売れていないため中古車のタマが非常に少ない
- この年式だとクルコンが付いてない
- 高年式はクルコンもついているが、2004年以降のサーブは見た目がそのへんの国産車と大差なくてつまらん…うえに高い…うえにほとんど中古車市場にタマが出回ってない
サーブ 9-3。2000cc。2000年前後。100万前後
良い点:
- カブリオレじゃない2000年前後のサーブも、適度なオッサンくささ、適度なレトロフューチャーさがたいへん良い。特に「サーブ印」と言うべき、リアウィンドウが緩やかに傾斜する後ろ姿が良い。
- 割高なカブリオレに比べて、非カブリオレなら2000年式前後なら100万前後とリーズナブル。
ひっかかる点:
- タマ数が少ない
- このあたりの古い年式だとクルコンが付いていない
- 2003年後期以降、「斜めゆるやかなリアウィンドウ」もなくなって、完全にフツーのセダンになってしまったorz
アルファロメオ 156。2000cc。2004年式ごろ。200万代前半
良い点:
- 2004年式以降はフロントのルックスが鋭くてカッコいい
- 後ろ姿も個性的でいい
- クルコン標準装備
- 心地良いエンジンらしい
- わりにタマ数も豊富
ひっかかる点:
- 2004年式で200万代前半という価格は微妙…。3年落ちのアルファ156と新車のグランデ・プント最上位車種。後者の方が安いが…。
アルファロメオ GTV 3000cc。写真は1997年モノ。100万代前半〜年式がもすこし新しいと後半
良い点:
- スポーツカーに興味がなく、ランエボ、RX-7ダッセー、エアロパーツなんて馬鹿じゃねーの?と思うオレが見てもカッコいい。後ろも前も。しかも10年モノでもデザインはまったく古くない。写真ではリアスポイラーが付いているが、付いてないバージョンはもっとカッコイイ
- リーズナブル
ひっかかる点:
- いくら値段が安くても10年落ちの車をわざわざ買うのは酔狂か
- 職業柄こんな車に乗ってたら神経を疑われる
フォルクスワーゲン パサートV6 2800cc。写真は2002年モノ。100万代後半
良い点:
- パサートはV5モデルとV6モデルがあるが、上位のV6モデルなら2002年式でもクルコン標準装備
- 2001〜2年式ならまあまあリーズナブル
- 古いパサートは大人しくて地味なルックスながら、2001年以降はシルバー・メッキのモールがいいアクセントを出しています
- 後ろ姿も、ありがちなセダンながらも、すっきりとしたラインで悪くない
ひっかかる点:
- 「無難なセダン」っぽすぎるか
以上。
帰国したとき、地元の中古車市場にどんなブツがあるか、新車なら試乗してみた雰囲気はどうか、などなど、時のめぐりあわせで次の車が決まるのでしょう。それまでひたすら妄想妄想。