遅ればせながらMacでWindows起動させてみました

自分では使わないが表示が崩れるMS Officeのファイルを開いたり,ウェブサイトの表示チェックなどのためにあると便利かと思って,遅ればせながら手持ちのMacBookMac OSの新しいの(通称レパード)と,Windows Vista Home Basicを入れてみました。ご存知の方も多いかと思いますが,新しいMacはウィンドウズで起動することができるのであります。

レパードはアップデートインストールすると色々不具合もあるという話を聞くので,MacBookのハードディスクも手狭になっていることだし,思い切って初期化インストールすることに。もちろんデータはバックアップしてのことですが,しかしこのMacBookは現在使用しているMacの中で三番手の,言うなればサブマシンの下のサブサブマシンなので,もともとそんなに重要なデータは入ってないんです。ゴミみたいなデータでも手狭になるのがハードディスクというものであります。

ということで,レパードを問題なくインストールしたあと,Macへのウィンドウズのインストールに挑戦。

  1. まずMac上で「Boot Campセットアップ・アシスタント」を立ち上げます。
  2. ウィンドウズ用のパーティションを作成するように言われるので,ウィンドウズ用のパーティションを切ります。「32GB」を選ぶと,Mac側からWindowsパーティションを見ることができると読んだことがあるので,迷わずそれを選択。32GBじゃ小さいけど,動作チェックぐらいの用途のつもりなのでまあよかろうと。
  3. 次にそのままWindowsのインストールディスクを入れて,「Boot Campセットアップ・アシスタント」から「インストールする」ボタンを押します。
  4. すると再起動して,Windowsのディスクからインストールが出来るようになります。ただ,インストールするパーティションを初期化する必要はあるようです。
  5. Windows Vistaってけっこうインストール早いですね。インストールが終わるともうWindows Vistaが立ち上がります。
  6. 最後の仕上げに,Windowsを立ち上げた状態でレパードのインストールディスクを入れ,WindowsでMacのハードウェアを使うためのこまごまとしたドライバを入れます。

これでMacをWindowsマシンとして使うことができます。

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まだあまり使ってませんが,いろいろと使いにくいところも。まず,MacBookに右クリックボタンがないこと。最近のMacBookでは右クリックは「Ctrl+クリック」または「二本指でトラックパッドをタップ」すれば良いので不便はないのですが,同じMacBookでもウィンドウズ上ではこの技が使えず,「二本指をトラックパッドを置いたままトラックパッドボタンをクリック」という面倒なことをする必要があります。また,Mac上ではクリックはトラックパッドのタップですませているのに慣れているので,Windows上ではいちいちトラックパッドボタンをクリックしなければならないのが面倒。Boot Campのドライバのおかげで「二本指でトラックパッドをなぞってスクロール」というのはできるのに,なぜトラックパッドのタップが効かないのだろうか。以上の問題はマウスを使えば解決しますが,ノートだからマウスは使いたくないな。

あと,日本語入力の切り替えのキーコンビネーションが分からん。

しかしWindowsもVistaでフォントが綺麗になったと聞いたけど,テキスト庵の題字をVistaで見るとやっぱり汚くてorz…。やっぱり題字も画像にさしかえようかしらん。