恒例蝉合宿を行いました。今年も近場。
今年は参加者が3年生12人、4年生4人の計16人で、研究発表会を1日でやるのは難しいだろうということで2泊しました。とはいえ、3年生は2人1組のチームで発表してもらいますので実質的には発表は10ということになります。10ならば午後いっぱい使えば1日で研究発表会を終わらせられそうなものですが、発表会後のBBQが15時スタートのため、それは難しいのであります。
発表会は、全体としては成功だったと思います。うちはリロンげんご額の蝉ですので、共同発表というのはあまり一般的ではなく、二人一組で発表するという形はうまくいくだろうかという思いもあり、さらに、夏休み中は一般にがくせいは定期が切れてガッコに来なくなるという状況下、夏休み中に共同作業で発表準備をやってもらうというのはうまくいくのだろうかとも思ったんですが、蓋をあけてみると、なかなかに内容も多様でおもしろく、まずまず成功だったと考えられます。ちなみに、発表20分、質疑応答10分という目安の時間配分でやってもらったのですが、質疑応答が活発だったため、発表本体が12分ぐらいで終わってしまっても(←そのあたりは大目に見ました)、残り18分をもてあますということもなく、そこも良かったと思います。
ちなみに3年生は課題選択での発表、4年生はそつぎょうけんきゅうの一環としてのトピックは自由選択での発表でした。
それから、今年から無記名投票で最優秀発表賞を学年別に選ぶということを始めました。こういう形でがくせいの反応を知ることができたのはなかなか新鮮でした。なるほど、こういう発表はがくせいにとっては受けがいいのかという発見があったり。ぼくにとってはがくせいが発表する内容の多くは既知のことなんですが、それだけに内容に意外性があると(新しい視点、独自の視点が入っていると)多少荒削りな発表でもそれだけで評価が非常に高くなります。いっぽう、がくせいは発表されることの多くが知らないことであり、学界で何が新しくて何が新しくないかも当然判断できないので、発表のまとまりを重視する傾向があるな、と思いました。
飯ごうでごはんを炊いたのは初めてだったんですが、意外に簡単でびっくり! しかもうまい!
いじょ。