ラヂオの時間 (1997) ★★★

三谷幸喜監督・脚本。唐沢寿明鈴木京香主演。

前半はおもしろいかと思ったけど、後半になって気持ちが白けていく一方。説教臭いんだよね、三谷幸喜。含蓄ぶっているというか。実際は全然薄っぺらいんだけど。登場人物が熱くなるほど観ている方は冷め、熱くなった登場人物を「な〜んてね」とうっちゃって「クレバーでしょ?」と言いたげな三谷の脚本の軽薄さにあきれた。あほくさ。お得意の「言い訳じみた大人の事情ぶりっこ」と「不倫讃歌」の二本立てにも白ける。★★にしようかと思ったが、いくらなんでも「ALWAYS 三丁目の夕日」より低いのは酷いので★★★。