山ごもりから帰還

9/1(月)(正確には9/2の深夜)に山ごもりから帰還しました。文明のありがたさを感じつつ,社会復帰作業をしていたらあっというまに週末になってしまいました。以下は山ごもり最後の記録。

8/30(土)

雨雨雨。気温も低く寒いのでいつもはバルコニーでシゴトするんだけど今日はがまん。

両手の親指のつけねがすこし腱鞘炎気味。山荘のキーボードがエルゴノミックキーボードでないからかな。エルゴ・キーボードは昔はたくさん売っていたのにいつのまにか絶滅寸前で嘆かわしい。

とりあえず理想の打鍵環境をつくるためにコンピュータテーブルを自作。…ってそんなことやってるヒマあんのか?

↓まず,一昨年作成したのがこれ。(2006-08-25 - ultravisitorより)

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しかしこれではキーボードが手前過ぎて手首と親指の付け根に負担がかかることがわかったので,この板に足をつけて,キーボード台をもっと椅子から離せるようにしました。それが↓これ。

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脚が不必要に長いのは切るのが面倒だったため。さあこれで執筆もばっちりさ! …でも明後日帰るけど。

デーロン改訂:スタートp.200、終了時p.211。最終章に入りました。

8/31(日)

雨続きで,今年の夏は登山は無理かと思っていたのですが…。

朝10:30に他人に起こされて(てかそんな時間まで寝ているなって)起きてみるとなんと晴れ! おいおい、天気予報当たってねーじゃんかよ!

というわけであきらめていた登山を急遽決行することに。少し短めのルートに変更して、大急ぎで身支度して出動。食料はセブンイレブンで調達して、白熊を飛ばして飯綱山の登山口に。

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登山開始は12:30ごろ。ここが出発点。

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ちょっと奥にもう一つの鳥居。

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山頂直前に飯綱神社があるそうで,そこまでの山中,十三仏が励ましてくれます。この十三仏,木々深い登山道に埋もれるようにして立っていることがあるので,登るのに必死だと見逃してしまうようで,登りと下りで注意して見るようにはしたのですが,4番目と7番目は結局相見えることがなりませんでした。残念。

↓第一 不動明王
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↓第二 釈迦如来
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↓第三 文殊菩薩
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↓第五 地蔵菩薩
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↓第六 弥勒菩薩
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↓第八 観音菩薩
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↓第九 勢至菩薩
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↓第十 阿弥陀如来
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↓第十一 阿しゅく如来
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↓第十二 大日如来
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↓第十三 虚空蔵菩薩
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十三番目の虚空蔵菩薩を過ぎると、山林が終わり、視界が一気に広がります。途中,天狗のような謎の像をまつった鳥居あり。最初ここが飯綱神社かと思っていました。が,違いました。

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飯綱神社はもうちょっと先の,「すわ,山頂か?!」と思ってしまうような場所のわきにあります。神社は当然無人の山小屋のようなところですが,長野市を文字通り一望するような立地です。

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絶景におもわず雲竜型土俵入りのポーズ。

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もういい加減バテてきましたが,飯綱山頂上は飯綱神社からもう少し。

↓このいただきがゴールです。ものすごく小さくではありますが,白い三角点が見えます。
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↓ゴォォォル!!!! 1,917メートルなり! 到着したのは14:40ごろ。
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↓この山頂は四方がたいへん眺めが良く素晴らしかったです。ちなみに写真に写っているのは山頂にいた別のカップル(他人)。
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ここでコンビニで買ったおにぎりなどを食して、15:00ごろ下山開始。登りは威勢が良かったぼくですが、下りはけっこうキツイ。若い時は下りなど屁でもなかったのですが、身体の柔らかさが減退したり慢性的に腰痛だったり、靴下をはくときに油断するとよろけてしまうほど平衡感覚が衰えた今では、下山は大変です。とほほ…。

その後、再び白熊に乗り込んで、戸隠唯一の温泉「神告げの湯」へ。

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泉質は大したことなかったけど、こぎれいで,湯船や景色は思ったより良くて、そしてなにより登山の後なので、湯に入った瞬間はまさに至福でした。腹が減ったときは何食ってもうまいといいますが、登山の後はどんな温泉も最高です。

というわけで,念願の登山に行けてたいへん嬉しい一日でありました。

デーロン改訂:スタートp.211、終了時p.213。さすがに進まなかった。

9/1(月)

午前中遅くから山荘を閉じる作業に入り,午後2時ごろには出発進行。さらば山荘よ。クローゼットにポロシャツをずっとかけておいたら山荘独特のかびくさい匂いがついていたぞ。

今回はまともにいけば1万円を超える高速代をけちるために,恵那まで一般道で行くことに。松本のあたりが流れが悪かったけど,あとはいいぐあいの地方の県道をゆっくり走る形になりました。木曽路はさすがに美しかったですが,遅いトラックにひっかかってちょっと困りました。木曽路は登坂車線がすご〜く少ないので,そのあたりが不満ですねぃ。

午後7時ごろ,ゲリラ豪雨におそわれつつ途中休憩予定地の「恵那ラヂウム温泉館」に到着。500円を払って温泉に入ります。

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ここは建物や浴室がたいへん趣きがあるというか,まさに昭和の湯治場という感じでたいへん交換持てました。泉質はどってことなかったですが,ムードは良かったですねえ。若干あやしげで,それでいて風格があって。

その後,適当なところで食事をとったあと,高速で帰宅。計画通り日付が変わった頃に高速を降り,ETC深夜割引40%オフをゲット。12:30ごろには自宅に帰着しました。

こんな感じでとりあえず山ごもり終了です。